(旧)【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2021新潟記念G3 全馬指数

今週は新潟記念を予想する。

新潟2000mで行われるハンデG3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬17頭の指数を算出した。近4走最大指数1位はザダルとトーセンスーリヤで78。
  • 優勝想定ラインは77と設定する。ハンデG3としてはやや高いレベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ザダル       78

1位 トーセンスーリヤ  78

3位 ギベオン      76

3位 クラヴェル     76

5位 ショウナンバルディ 74

5位 リアアメリア    74

7位 ラインベック    73

7位 プレシャスブルー  73

9位 パルティアーモ   72

9位 マイネルファンロン 72

11位 アドマイヤポラリス 71

11位 ヤシャマル     71

13位 サトノアーサー   70

13位 エフェクトオン   70

15位 マイネルサーパス  69

16位 ラーゴム      68

17位 レッドサイオン   60

 

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ザダル78

近4走指数ベストは3走前の関越Sと前走のエプソムCで78。

近4走指数は73→78→76→78。

4走前のメイステークスでは4ヵ月の休養明けで指数73とベスト更新。

3走前の関越ステークスでも指数78と2走続けてベスト更新だ。

この2戦は上がりの速い高速条件であり、これが得意条件である。

2走前の毎日王冠では稍重馬場で時計も近2走よりかかったことで、指数76と若干落とした。

前走のエプソムCでは8ヵ月の休み明けで9割程度の仕上がりではあったが、得意の高速馬場であったこともあり指数78のベストタイと好走。

さて今回だが、現状の新潟の時計は高速馬場ではないし、前走から斤量1.5kg増を背負うのもマイナス。ただ、長期休養明けの前走を叩いたことで状態は前走以上に良化しており、馬場や斤量分は状態である程度はカバーできるだろう。指数76程度を想定し本命とする。とは言え、人気的にも前走のエプソムカップが狙い目であったし、今回はそこまで妙味はない。

 

トーセンスーリヤ78

近4走指数ベストは前走の函館記念で78。

近4走指数は70→48→74→78。

4走前の札幌記念は指数70と平凡。

3走前の福島民報杯は指数48と低値だが、不良馬場を苦にしたためであり度外視で良い。

2走前の新潟大賞典では状態良好であり指数74と好走した。

前走の函館記念ではさらに良化し、先行馬に向いた展開にも恵まれ指数78とベストを更新した。

さて今回だが、前走に引き続き状態は良好。斤量1.5kg増の57.5kgもあり、指数75程度を想定し抑え評価とする。

 

ギベオン76

近4走指数ベストは3走前の金鯱賞で76。

近4走指数は69→76→73→71。

生涯ベストは2018年の中日新聞杯で指数は77。

4走前の白富士Sは斤量59kgを背負い指数は69の低値。

3走前の金鯱賞で指数76と好走。グローリーヴェイズ、デアリングタクトを破る大金星だ。ただ、単騎の楽逃げで展開に恵まれており再現性は薄い。

2走前のマイラーズCは指数73と平凡。フラットな展開ならこの程度が現状の能力だろう。

前走の安田記念でも指数71と平凡。

さて今回だが、近走並みの指数72程度を想定し消しとする。

 

クラヴェル76

近4走指数ベストは2走前のマーメイドSで76。

近4走指数は67→68→76→75。

4走前〜3走前は指数67〜68と3勝クラス掲示板レベル。

2走前のマーメイドSでは斤量51kgで指数76と跳ね上げベスト更新。

前走の中京記念でも斤量52kgで指数75と好走した。

さて今回だが、斤量は52kgと前走と同斤量であり、前走並みの指数75を想定し抑え評価とする。

 

ショウナンバルディ74

近4走指数ベストは2走前の七夕賞で74。

近4走指数は72→73→74→67。

4走前の都大路Sではスローペースの逃げを打つことができて指数72と好走した。

3走前の鳴尾記念も超スローペースの2番手追走と展開に恵まれ指数73と好走した。

2走前の七夕賞はドスローを中段からやや差し遅れて指数74と好走。本来得意条件ではない時計のかかる馬場で、展開も合わなかった割には好走しており、状態は良化していると言える。

前走の小倉記念は指数67と落としたが、先行馬総崩れのレースであり度外視でいい。

さて今回だが、2走前並みの指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

リアアメリア74

近4走指数ベストは4走前のエリザベス女王杯で74。

近4走指数は74→67→70→70。

4走前のエリザベス女王杯では良馬場での瞬発力勝負となり指数74とベスト。

3走前の中山牝馬Sでは不良馬場で指数67と落としたが、度外視で良い。

2走前の阪神牝馬Sでは指数70と平凡。阪神開催終盤で馬場が荒れており、得意条件とは言えない馬場だった。

前走のヴィクトリアマイルでは指数70と平凡。

さて今回だが、新潟最終週で荒れており、好走できる馬場ではない。近走並みの指数70程度を想定し消しとする。

 

ラインベック73

近4走指数ベストは前走の江の島Sで73。

近4走指数はダート→ダート→ダート→73。

前走の江の島Sは久々の芝レースで指数73と好走したが、スローペースを先行し展開に恵まれての指数であり、再現性は薄い。とは言え、今回は前走から3kg減の斤量54kgであり、斤量分の上昇は可能。指数75程度まで伸ばすと想定し抑え評価とする。

 

プレシャスブルー73

近4走指数ベストは前走の七夕賞で73。

近4走指数は57→67→63→73。

生涯ベストは6走前の新潟大賞典で指数75。

4走前の新潟記念は馬体が減ってしまい調整失敗。指数は57の低値だが度外視で良い。

3走前の福島民報杯は指数67と低値だが、不良馬場のため度外視で良い。得意条件は高速馬場である。

2走前のエプソムCは後方から差し遅れて指数63の低値。とは言え、伸びも微妙であり力負けと言っていい。

前走の七夕賞は斤量54kgで指数73とここ最近では最も高値。重たい馬場にしてはよく走れたと言える。

さて今回だが、前走よりは軽い馬場であり、上昇は可能。最大で指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

パルティアーモ72

近4走指数ベストは前走のメトロポリタンSで72。

近4走指数は68→66→70→72。

3走前の新潟牝馬Sは極端に重い馬場で指数を落としたが、それを除けば上昇傾向である。

さて今回だが、指数ベストの前走から2kg減の斤量54kgであり、斤量分の上昇は可能。指数75程度まで伸ばすと想定し抑え評価とする。

 

マイネルファンロン72

近4走指数ベストは3走前の巴賞で72。

近4走指数は70→64→72→59。

生涯ベストは13走前の函館記念で76。

近走では2走前の巴賞での指数72が最大。先行有利レースで展開に恵まれたこともあり、指数ほど評価はできない。とは言え、今回は巴賞から斤量2kg減の54kgなので斤量分の上昇は可能で、指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

アドマイヤポラリス71

近4走指数ベストは3走前の2勝クラスで71。

近4走指数は66→71→70→64。

3走前の2勝クラスを指数71で快勝。これは3勝クラス相当の指数だ。

2走前の3勝クラス、サンシャインSでも指数70で勝利しOP入りを決めた。

前走の目黒記念では指数64と凡走に終わった。

さて今回だが、近走並みの指数71程度を想定し消しとする。

 

ヤシャマル71

近4走指数ベストは前走のエプソムCで70。

近4走指数は62→70→70→71。

指数は近3走で70〜71と安定傾向。

現在3連勝中の上がり馬。ただし指数は近2走で安定傾向である。

今回だが、近走に比べたら状態は良好で上積みあり。さらに、斤量は前走から2kg減の54kgである。状態面と斤量分で指数75程度まで伸ばすと想定し抑え評価とする。

 

サトノアーサー70

近4走指数ベストは2走前の東京新聞杯で70。

近4走指数は69→65→70→69。

生涯ベストは5走前の関屋記念で指数78。得意条件である綺麗な良馬場での瞬発力勝負だったし、差しが決まる展開になったこともプラスだった。

4走前の富士Sでは指数69の低値だが、荒れた内を通り伸び切れなかったためであり度外視で良い。

3走前の京都金杯は斤量57.5kgと馬体重プラス20kgの完調手前だったこともあり指数は65の低値だった。

2走前の東京新聞杯では馬体重は戻してきたが、やや荒れ馬場かつ後方から差し遅れたこともあり指数は70と低値だった。

前走の関屋記念では指数69と平凡であり、昨年からは下降傾向と言える。

今回も近走並みの指数70程度を想定し消しとする。

 

エフェクトオン70

近4走指数ベストは前走の阿武隈Sで70。

近4走指数は65→65→67→70。

前走の阿武隈Sを斤量54kgで勝利しOP入りを決めた。

今回、斤量53kgと1kg減るので、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数72程度を想定し消しとする。

 

マイネルサーパス69

近4走指数ベストは4走前の福島記念で69。

近4走指数は69→61→61→63。

生涯ベストは7走前の福島民報杯で74。

4走前の福島記念では指数69の低値だったが、内にもたれてレースにならなかったので度外視で良い。

3走前の中日新聞杯では気性難を克服するために初ブリンカーでの出走だったが真面目に走ってくれず指数61の低値。

2走前の中山金杯で指数61、前走の関越Sで指数63と低値続きだ。

さて今回だが、能力的にも気性難的にも好走は難しい。指数70以下を想定し消しとする。

 

ラーゴム68

近4走指数ベストは3走前のきさらぎ賞で68。

近4走指数は65→68→58→66。

3走前のきさらぎ賞で指数68とベストを更新したが、2走前の皐月賞、前走のダービーでは下降した。

今回、特に上積みはないが、ベスト時から3kg減の斤量53kgであり、斤量分の上昇は可能。ただそれでも指数73程度までを想定し消しとする。

 

レッドサイオン60

近4走指数ベストは前走の札幌日経OPで60。

近4走指数は障害→障害→障害→60。

前走久しぶりの平場レースだったが、指数60と低値。

今回、斤量3kg減の53kgだが、それでも指数65程度までを想定し消しとする。

 

まとめ

◎ザダル 想定指数76

△トーセンスーリヤ 想定指数75

△クラヴェル 想定指数75

△ラインベック 想定指数75

△パルティアーモ 想定指数75

△ヤシャマル 想定指数75

△ショウナンバルディ 想定指数74

△マイネルファンロン 想定指数74

 

能力最上位で状態も良好なザダルを本命とするが、ハンデ戦で斤量も背負うし、馬場もそこまで軽くなさそうであり、抜けた存在ではない。前走の方が、人気的にも狙い目だったこともあり、妙味はない。

また、斤量も考慮すると指数上位は大混戦であり、絞り込みが難しい。展開次第でどの馬でも上位を狙えるだろう。当日の馬場、馬体重などを見ながら、妙味ある馬券を選択したいところだ。

2021キーンランドカップG3 全馬指数

今週はキーンランドCを予想する。

札幌1200mで行われる別定G3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬16頭の指数を算出した。近4走最大指数1位はダイアトニックで78。
  • 優勝想定ラインは76と設定する。G3としては平均レベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ダイアトニック    78

2位 ミッキーブリランテ  77

3位 エイティーンガール  76

4位 ジョーアラビカ    75

4位 セイウンコウセイ   75

4位 カツジ        75

7位 マイネルアルケミー  73

7位 アストラエンブレム  73

7位 タイセイアベニール  73

7位 ロードアクア     73

7位 ヒロイックアゲン   73

12位 カイザーメランジェ   72

13位 メイケイエール     69

13位 レイハリア       69

指数無し ソロユニット 近走ダート

指数無し シュウジ   近走ダート

 

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ダイアトニック78

指数ベストは4走前の高松宮記念と3走前の函館SSで78。

近7走指数は78→78→54→67。

4走前の高松宮記念と3走前の函館SSで指数78とベストタイ。

2走前のキーンランドCは内枠では絶対に無理なレースであり、指数54と落としたが度外視で良い。

前走のスプリンターズSでは指数67と凡走したが、その3日後に骨折が判明し長期休養となった。

今回、長期休養明けだが乗り込み量は十分である。ただ、骨折明けでいきなり好パフォーマンスを出せる可能性は低いし、年齢的にピークを過ぎている可能性もある。今回は叩きで指数70以下を想定し消しとする。

 

ミッキーブリランテ77

近4走指数ベストは4走前の阪急杯で77。

近4走指数は77→74→75→75。

4走前の阪急杯でも指数77とベスト更新。

3走前の高松宮記念では指数74と若干落とした。重馬場かつ出遅れと差し遅れもあり度外視で良い。

2走前の京王杯SC、前走の函館SSでは指数75と好走。

このように近4走は指数74〜77と高値安定傾向。

さて今回、休み明けだがいきなり仕上がっている。もともと1400mで好走していたこともあって、前走より少し時計のかかる馬場も歓迎で、指数76程度を想定し本命とする。

 

エイティーンガール76

近4走指数ベストは2走前の高松宮記念で76。

近4走指数は69→67→76→67。

生涯ベストは6走前のキーンランドCで指数79。得意の極悪馬場や差し有利展開も味方した。勝ち時計は1分10秒6と極めて時計のかかる馬場だった。

4走前のシルクロードSでは力負けで指数69の低値。

3走前のオーシャンSでも力負けで指数67の低値。

2走前の高松宮記念は勝ち時計1分9秒2と時計のかかる重馬場で指数76と好走した。

前走のUHB賞では指数67と凡走した。

このように好走したキーンランドC、高松宮記念では勝ち時計で1分9秒以上かかるレースだった。それ以前にに遡っても、2020年シルクロードS2着で指数77と好走した時で勝ち時計は1分9秒と時計のかかるレースだった。

さて今回だが、時計は1分8秒程度を想定しており、この馬が能力を発揮できる馬場では無い。指数70程度を想定して消しとする。

 

ジョーアラビカ75

近4走指数ベストは3走前の函館SSで75。

近4走指数は64→75→67→69。

3走前の函館SSでは指数75と好走したが、他の3走は指数70以下でありムラ傾向。

凡走のほとんどは後方から脚を余しており度外視で良い。

今回は差し優勢馬場で展開がはまる可能性があり、指数74程度までを想定し抑え評価とする。

 

セイウンコウセイ75

近4走指数ベストは2走前の高松宮記念で75。

近4走は62→73→75→71。

この馬の生涯ベストは4年前の高松宮記念で80。

4走前のセントウルSはオーバーペースの逃げで自滅し指数は62の低値。

3走前のシルクロードSでは指数73、2走前の高松宮記念でも指数75と現状の能力を示した。

前走の京王杯SCでは指数71と凡走。

さてここまでを振り返ると4歳の高松宮記念で80と好走したところがピークでその後2年ほどはピークを維持できていたが、現状は年齢を重ねて下降傾向となっている。

直近高値の高松宮記念は得意の中京競馬場だし、今回はそこから斤量1kg増の58kgを背負う。指数は最大で73程度を想定し消しとする。

 

カツジ75

近4走指数ベストは前走の函館SSで75。

近4走指数は59→69→70→75。

生涯ベストは15走前のマイルCS(2018、3歳時)で79の高指数をマークしていた。

ただし、その後の9戦での指数は最大で72だった。この間の敗因としては、基本的に出遅れることや、かなりズブい馬なので後方から物理的に届かないレースがほとんどだったことである。

そんな中、5走前のスワンSではスタートを決めて奇襲の逃げを打ち指数78と好走した。展開が合えば好走可能で、まだ能力は衰えていないようだ。

ただ、4走前のマイルCSは指数59、3走前の阪急杯は指数69、2走前の高松宮記念では指数70と低値続き。

前走の函館SSでは最後方から大外ぶん回して脚を余したが、指数75と好走した。

さて今回だが、前走のような差し競馬になるだろうが、今の外差し優勢馬場はプラスに働く。斤量は前走から1kg増の58kgを背負うが、展開がはまれば好走は可能だろう。指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

マイネルアルケミー73

近4走指数ベストは3走前の函館SSで73。

近4走指数は70→73→72→70。

3走前の函館SSで指数73とベストを更新。

ここでピークを迎え、近走は指数70〜73と安定傾向。この指数で重賞では足りないか。

今回も最大で指数73程度を想定して消しとする。

 

アストラエンブレム73

近4走指数ベストは4走前のラピスラズリSで73。

近4走指数は73→70→71→68。

生涯ベストは2017年の新潟記念で指数76。

その後、4年で緩やかに下降傾向となり、近4走は指数68〜73と安定傾向。

現状の能力で重賞では足りないだろう。指数は最大で73程度を想定し消しとする。

 

タイセイアベニール73

近4走指数ベストは前走のUHB賞で73。

近4走指数は71→70→68→73。

生涯ベストは9走前のセントウルSで指数76と好走。

その後は低値続きで、近4走は指数68〜73と安定傾向。この指数で重賞では足りないか。

今回も最大で指数73程度を想定して消しとする。

 

ロードアクア73

近4走指数ベストは2走前のTVh賞で73。

近4走指数は57→70→73→70。

4の鞍馬Sは指数57と落としたが、先行馬総崩れのレースを先行して失速したためであり、度外視で良い。

その後の3戦は指数70〜73と安定傾向。この指数で重賞では足りないか。

今回も最大で指数73程度を想定して消しとする。

 

ヒロイックアゲン73

近4走指数ベストは4走前のオーシャンSで73。

近4走指数は73→52→66→72。

生涯ベストは7走前のルミエールADで指数77と高値。

近4走は指数73以下と凡走続きである。この指数では重賞では足りない。

今回も最大で指数73程度を想定して消しとする。

 

カイザーメランジェ72

近4走指数ベストは前走のUHB賞で72。

近4走指数は64→70→70→72。

近4走は72以下の低値続き。現状の能力で重賞は難しいだろう。今回も指数72程度を想定して消しとする。

 

メイケイエール69

近4走指数ベストは2走前のチューリップ賞で69。

近4走指数は64→68→69→46。

指数は3走前の阪神JFで68、2走前のチューリップ賞で69と安定傾向。

前走の桜花賞は指数46と大きく落とした。

チューリップ賞までで能力的に頭打ちの可能性もあり、前走の大敗もあり人気ほど評価できない。指数70以下を想定し消しとする。

 

レイハリア69

近4走指数ベストは前走の葵Sで69。

近4走指数は45→ダート→61→69。

3走前にダートで未勝利を突破。

近2走は芝の短距離を使い指数61→69と上昇傾向で、前走が自己ベスト。

さて今回だが、斤量は前走の葵Sから3kg減の51kgだし、追い切りを見ても成長分はある。指数75程度まで伸ばすと想定し対抗評価とする。

 

ソロユニット 指数無し

デビューから全てダートを使っており芝での指数は無し。

また中央競馬も初でありいきなり古馬重賞で通用する根拠はない。

指数70以下を想定し消しとする。


シュウジ 指数無し

近4走は全てダートのため芝での指数は無し。

生涯ベストは2016年の阪神Cで指数78。

ただ、直近の芝レースを抽出すると、2019年キーンランドC13着で指数61、2019年の阪神C14着で指数64と低値。それ以降芝レースは使っていないが、現状芝で好走するだけの能力はない可能性が高い。今回は指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

◎ミッキーブリランテ 想定指数76

○レイハリア     想定指数75

△ジョーアラビカ   想定指数74

△カツジ       想定指数74

 

能力上位で安定傾向なミッキーブリランテを本命。近走上昇途上で上積み十分のレイハリアを対抗とする。同じく3歳馬のメイケイエールは、チューリップ賞で指数は安定傾向になっており、今回も特に上積みはなく、過剰人気と判断する。

2021北九州記念G3 全馬指数

今週は北九州記念を予想する。

小倉1200mで行われるハンデG3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬18頭の指数を算出した。モズスーパーフレアで77。
  • 優勝想定ラインは76と設定する。ハンデG3としては平均レベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 モズスーパーフレア   77

2位 ジャンダルム      76

2位 レッドアンシェル    76

4位 ボンセルヴィーソ    75

4位 エングレーバー     75

4位 ファストフォース    75

7位 アウィルアウェイ    74

8位 メイショウキョウジ   72

9位 ノーワン        71

9位 ヨカヨカ        71

11位 ボンボヤージ       70

11位 コンパウンダー      70

11位 ファンタジステラ     70

11位 アスコルターレ      70

11位 シゲルピンクルビー    70

16位 メイショウケイメイ    69

17位 メイショウカリン     66

18位 ロジクライ        65

 

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モズスーパーフレア77

近4走指数ベストは前走の高松宮記念で77。

近4走指数は71→ダート→64→77。

生涯ベストは9走前のスプリンターズSで80。

5走前の北九州記念は指数72と低値だが、休み明けで56.5kgを背負ったためである。

4走前のスプリンターズSは超ハイペースで前が残る展開にはならず指数71の低値。度外視で良い。

3走前はダートを使った。

2走前のシルクロードSでは指数64と大敗した。

前走の高松宮記念は指数77と好走した。

前走を見る限り、ピークから大きくパフォーマンスを落としているわけではなさそう。ただ、今回は休み明けだし、斤量も56.5kgを背負うので前走並みの指数は出ないだろう。昨年の北九州記念と同程度の指数72程度を想定し消しとする。

 

ジャンダルム76

近4走指数ベストは2走前の阪急杯で76。

近4走指数は74→73→76→75。

4走前の信越Sで指数74、3走前の阪神Cで指数73と安定傾向。

2走前の阪急杯で指数76と跳ね上げベストを更新した。斤量は56kgだった。

前走の春雷Sでも指数75と好走した。斤量は57kgだった。

今回も引き続き状態は良好。斤量は57.5kgを背負うが、前走並みの指数75程度を想定し3番手評価とする。

 

レッドアンシェル76

近4走指数ベストは4走前の北九州記念で76。

近4走指数は76→74→65→59。

4走前の北九州記念で指数76とベストタイ。

3走前のスプリンターズSでも指数74と好走した。

2走前の京阪杯は指数65、前走の高松宮記念は指数59と落とした。

さて今回、休み明けながら状態は良さそうだが、ここ2走の指数から既にピークを過ぎた可能性も高い。斤量58kgも厳しいし最大で指数73程度までを想定し消しとする。

 

ボンセルヴィーソ75

近4走指数ベストは4走前の東風Sで75。

近4走指数は75→74→65→65。

4走前の東風Sは先行有利レースで展開に恵まれ指数75と好走した。

3走前のダービー卿CTでは、イン突きでロスの無い好騎乗が決まり指数74と好走した。この2走は、展開が向いて指数75前後の高値だが、展開フラットなら指数72〜73程度だろう。

2走前のマイラーズCと前走の安土城Sでは指数65と凡走した。

近2走を見る限り、既にピークを過ぎている可能性が高い。さらに今回は先行馬が多く展開に恵まれる可能性は低い。最大で指数70程度を想定し消しとする。

 

エングレーバー75

近4走指数ベストは2走前の心斎橋Sで75。

近4走指数は66→64→75→69。

3走前までは距離1800〜2000mの中距離を使い指数は平凡だった。

2走前の心斎橋Sでは距離1400mへの距離短縮が功を奏し、指数75とベストを大幅更新。

前走の京王杯SCは指数69と平凡だった。

さて今回だが、休み明けだが状態は良好。1200mへの距離短縮でスピードに対応できるかは不明だが、斤量もベスト時から3kg減の54kgを背負うし、好走余地はある。最大で指数76程度を想定し対抗評価とする。

 

ファストフォース75

近4走指数ベストは前走のCBC賞で75。

近4走指数は66→65→61→75。

2走前までは指数66以下と低値続きで2勝クラスレベル。

前走のCBC賞では斤量52kgと先行有利レースに恵まれた。さらに1分6秒0のレコードレースに適性も合ったのだろう。指数75とベストを大幅更新。

さて今回だが、斤量は前走から3kg増の55kgを背負う。さらにモズスーパーフレア、ボンセルヴィーソら先行馬も揃っており展開的に向く可能性は低い。指数70以下を想定して消しとする。

 

アウィルアウェイ74

近4走指数ベストは前走のCBC賞で74。

近4走指数は70→70→68→74。

生涯ベストは5走前のスプリンターズSで指数80。超ハイペースの差し優勢レースとなり、展開利で実力以上の指数が出た。

4走前のマイルCSでは先行有利レースを後方から差し遅れて指数70の低値。

3走前のオーシャンSでも先行有利レースを後方から差し遅れて指数70の低値。

2走前の高松宮記念でも最後方から差し遅れており指数68の低値。

このように、常に後方からの競馬となり、展開が合えば好走、合わなければ凡走という馬である。ここ3戦はほとんどレースに参加できていないようなもので度外視で良い。

前走のCBC賞も先行有利レースではあり展開は向いていないが、指数74とそれなりに好走した。

さて今回だが、前走を叩いて上積みあり。さらに今回は先行馬が揃っており、展開が向かなかった前走より高パフォーマンスが出せる可能性が高い。指数76程度に伸ばすと想定し本命とする。

 

メイショウキョウジ72

近4走指数ベストは4走前の北九州短距離Sで72。

近4走指数は72→62→67→62。

近3走は指数67以下とパフォーマンスを落としている。

今回も最大で指数70程度を想定し消しとする。

 

ノーワン71

近4走指数ベストは前走のCBC賞で71。

近4走指数は66→中止→66→71。

生涯ベストは13走前の阪神Cで72。

近走でもパフォーマンスは落ちておらず、前走のCBC賞で指数71と好走。

さて今回だが、過去最高の指数72でも能力的には足りない。最大で指数72程度を想定して消しとする。

 

ヨカヨカ71

近4走指数ベストは前走のCBC賞で71。

近4走指数は68→45→69→71。

大敗した桜花賞を除けば指数は緩やかに上昇傾向。

今回は前走と同斤量で特に上積みはない。前走並みの指数71程度を想定し消しとする。

 

ボンボヤージ70

近4走指数ベストは前走のマレーシアCで70。

近4走指数は64→65→64→70。

前走のマレーシアCを指数70で勝利しOP入りを決めた。今回、前走より3kg減の52kgを背負うので斤量分の上昇は可能だが、それでも指数73程度までを想定し消しとする。

 

コンパウンダー70

近4走指数ベストは3走前の阪急杯で70。

近4走指数は68→70→61→67。

2走前は指数61と大敗したが、他の3走は指数67〜70と安定傾向。今回も指数70以下を想定し消しとする。

 

ファンタジステラ70

近4走指数ベストは前走の安達太良Sで70。

近4走指数は61→67→64→70。

前走の安達太良Sを勝利しOP入りを決めた。今回、前走からわずか1kg減で重賞は厳しいだろう。最大で指数72程度を想定し消しとする。

 

アスコルターレ70

近4走指数ベストは前走の福島TVOPで70。

近4走指数は66→61→66→70。

前走が指数70と3勝クラスレベル。そこから特に上積みはないし、斤量1kg減では上昇余地は小さい。最大で指数72程度を想定して消しとする。

 

シゲルピンクルビー70

近4走指数ベストは前走の函館SSで70。

近4走指数は56→68→50→70。

4走前は阪神JFで指数56とベスト更新も指数は低値。

3走前のFレビューで指数68とさらにベスト更新。

2走前の桜花賞では距離が長かったか指数50と落とした。

Fレビューで高速時計で勝利していることからも適性は1400mまでの可能性が高い。

前走の函館SSでは距離1200mへの短縮で指数70と好走した。ただし斤量50kgの割には物足りない。

さて今回だが、斤量も2kg増えることだし、成長分があったとしても前走並みの指数70程度を想定し消しとする。

 

メイショウケイメイ69

近4走指数ベストは4走前の京都牝馬Sで69。

近4走指数は69→66→54→68。

指数ベストの4走前の京都牝馬Sでも69と低値。

それに次ぐ前走のCBC賞でも指数68と平凡。

今回は最大で指数70程度までを想定して消しとする。

 

メイショウカリン66

近4走指数ベストは4走前の北九州短距離Sと3走前の鞍馬Sと前走の福島TVOPで66。

近4走指数は66→66→64→66。

2018年に2勝クラスを突破してから、能力は伸びず、3勝クラスで2年2ヶ月が経過した。

5走前の巌流島Sで3勝クラスを突破したが、差し優勢レースで展開に恵まれており、指数ほど評価は出来ない。3勝クラスを突破できる力はなかったが、展開利で勝利したということだ。

その後は、指数64〜66と安定傾向で2勝クラスレベル。

今回も指数は70以下を想定して消しとする。

 

ロジクライ65

近4走指数ベストは4走前の阪急杯で65。

近4走指数は65→ダート→ダート→取消。

生涯ベストは2018年の富士Sで指数80。

ただ、最近はピークを過ぎて能力も下降傾向である。現状の能力で重賞では通用しない。指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

◎アウィルアウェイ 想定指数76

○エングレーバー 想定指数76

▲ジャンダルム 想定指数75

 

能力上位で状態良好なアウィルアウェイを本命。先行馬が揃っており近走よりは展開が向きそうな点もプラス。あとは、1200m適性は未知数だが、上昇余地の大きいエングレーバー、安定して好走可能なジャンダルムに流す。

2021札幌記念G2 全馬指数

今週は札幌記念を予想する。

札幌2000mで行われる定量G2だ。

 

指数一覧

  • 出走馬13頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はマイネルウィルトスで85。
  • 優勝想定ラインは79と設定する。G2としては平均レベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 マイネルウィルトス   85

2位 ウインキートス     79

3位 ラヴズオンリーユー   78

4位 ペルシアンナイト    77

5位 ステイフーリッシュ   76

5位 トーラスジェミニ    76

7位 ソダシ         75

7位 サトノセシル      75

9位 ディアマンミノル    74

10位 アイスバブル       73

10位 バイオスパーク      73

10位 ユーキャンスマイル    73

13位 ブラストワンピース    72

 

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マイネルウィルトス85

近4走指数ベストは2走前の福島民報杯で85。

近4走指数は61→71→85→72。

3走前の壇之浦Sを指数71で勝利しOP入り。

2走前の福島民報杯では指数85とベストを大幅更新し、OP特別勝利となった。ただし斤量54kgだったし、極端に時計のかかる不良馬場で道悪巧者を発揮したための好走である。良馬場での再現性は薄い。

前走の函館記念の指数72がほぼ現状の能力を表していると言って良いだろう。

今回は、前走並の指数72程度を想定して消しとする。

 

ウインキートス79

近4走指数ベストは前走の目黒記念で79。

近4走指数は69→72→60→79。

4走前の迎春Sでは指数69と平凡。

3走前の湾岸Sで指数72とベストを更新しOP入りを決めた。

2走前の日経賞ではカレンブーケドールの斜行でラチにぶつかり失速し指数60の低値に終わった。度外視で良い。

前走の目黒記念では指数79とベスト大幅更新。不利を受けた日経賞で能力が測れなかったが順調に成長分があったようだ。ただし、極端なスローペースを2番手追走で展開に恵まれた面が大きい。さらに、斤量52kgにも恵まれており、再現性は薄い。

今回は、斤量3kg増の55kgを背負うし、指数ベスト更新は難しいだろう。指数75程度までを想定し抑え評価とする。

 

ラヴズオンリーユー78

近4走指数ベストは2走前の京都記念で78。

近4走指数は73→78→海外→海外。

生涯ベストは5走前のエリザベス女王杯で指数80。府中牝馬Sを叩いた上積みがあり、仕上がり良好でベストを更新した。また、得意の瞬発力勝負もプラスだった。

4走前の有馬記念は状態は引き続き好調だったが、中山2500mでの時計のかかる馬場を苦にして指数73と落とした。

3走前の京都記念では指数78でG2を勝利。

そして、2走前のドバイシーマCで3着、前走のQE2Cで1着と海外G1で連続好走している。海外レースの指数は算出していないが、前走は倒した相手がグローリーヴェイズ、デアリングタクトと言うことを考えても指数80は超えている。ここへ来て完全に本格化していると言って良い。

さて今回だが、今の札幌はそこそこ時計のかかる馬場でベストな舞台とは言えないが、それでも能力は最上位で仕上がりも十分。指数80程度を想定し本命とする。

 

ペルシアンナイト77

近4走指数ベストは4走前の有馬記念で77。

近4走指数は77→68→60→70。

生涯ベストは2018年のマイルCSで81。年齢を重ねて能力は落ちているようだが、まだ77程度とG2級の能力は持っている。

4走前の有馬記念では仕上がり良好で指数77と好走した。

3走前の金鯱賞は指数68と低値。ただし休み明けは走らない馬なので度外視で良い。

2走前の大阪杯では重馬場で能力を発揮できず指数60の低値。ここも度外視で良い。

前走の金鯱賞は休み明けだが乗り込み量は豊富だった。ただそれでも指数は68と低値だった。

さて今回だが、時計のかかる良馬場の洋芝は非常に合うだろうが、2ヶ月半の休み明けである。乗り込み豊富で動きも良いのだが、やはり休み明けでは走らない可能性が高い。舞台は合うが休み明けで評価を下げ、指数70程度を想定し消しとする。

 

ステイフーリッシュ76

近4走指数ベストは前走の京都記念で76。

近5走指数は75→75→73→76。

生涯ベストは2019年の京都記念で77l。

この馬の得意条件はタフな馬場でのスタミナ勝負である。

4走前のオールカマーも3走前の京都大賞典も、タフな馬場状態でスタミナが問われる展開となり指数75と安定して好走している。

2走前のAJCCも時計のかかる中山競馬場で指数73と能力を発揮できた。

前走の京都記念でも時計のかかるタフなレースで指数76と好走した。

さて今回、時計のかかる洋芝で舞台は合うのだが、休み明けで完調手前である。指数は73程度までと想定し消しとする。

 

トーラスジェミニ76

近4走指数ベストは2走前の安田記念と前走の七夕賞で76。

近4走指数は75→69→76→76。

4走前の東風Sでは指数75と好走。

3走前のダービー卿CTは先行馬が揃い先行争いが激化したことでハイペースになり、最後まで脚を持たせることができなかった。指数は69の低値だ。

2走前の安田記念ではスロー気味を2番手追走で能力を発揮でき指数76とベスト更新だ。

前走の七夕賞も先行有利レースを2番手追走でそのまま押し切り指数76と好走した。

今回だが、メンバー的にハイペースになることはないだろうから、展開的には能力を発揮できるだろう。だた、ここのところ馬体を減らしながらの出走が続いている。追い切りからもお釣りがない可能性が高い。近走は展開利があっての好走ということもあるし、今回は最大で75程度までを想定し抑え評価とする。

 

ソダシ75

近4走指数ベストは2走前の桜花賞で75。

近4走指数は67→70→75→69。

2走前の桜花賞まで指数は上昇傾向。レコードで桜花賞勝利を飾った。

前走のオークスでは距離延長で指数69と落とした。

さて今回、距離2000mというところで、中距離に対応できるかの試金石となる。状態も良好で斤量も52kgと恵まれてはいるが、そこそこ時計のかかる洋芝2000mで好走できるかどうかは未知数。ベストは高速マイルなので、桜花賞から条件が合わなくなるが、その分を斤量と成長分で補うことができれば好走は可能。最大で指数75程度を想定し抑え評価とする。

 

サトノセシル75

近4走指数ベストは前走のクイーンSで75。

近4走指数は64→55→66→75。

2走前の洞爺湖特別まではベスト指数66と平凡で2勝クラスレベルだった。

前走のクイーンSで馬体重増加に伴って成長分を見せ、指数75とベストを大幅更新。

今回も前走に引き続き状態は良好で、前走並みの指数75程度を想定し抑え評価とする。

 

ディアマンミノル74

近4走指数ベストは前走の函館記念で74。

近4走指数は71→72→61→74。

4走前の御堂筋Sでは指数71とベスト更新で3勝クラス勝利を決めOP入り。

3走前のメトロポリタンSでも後方から差して指数72とベスト更新だ。

2走前の目黒記念は状態抜群だったが指数61の低値に終わった。ドスローの瞬発力勝負でのトップスピード戦に対応できなかったためであり度外視で良い。

前走の函館記念では指数74と好走した。目黒記念を除いて成長途上でまだ上昇余地はあると言える。

さて今回だが、指数ベストの前走から3kg増の57kgを背負う。成長分はあるが、3kg増に対応しつつ指数を伸ばすのは難しいだろう。指数70程度を想定し消しとする。

 

アイスバブル73

近4走指数ベストは前走の函館記念で73。

近4走指数は67→67→68→73。

生涯ベストは8走前の目黒記念で75。

4走前〜2走前は指数68以下の低値続きで、能力のピークは過ぎている。

前走は指数73と好走したが、斤量55kgの恩恵を受け、インコースを捌いた好騎乗もあったので、再現性は薄い。

今回は、前走から2kg増の57kgを背負うので好走は難しい。指数70程度を想定して消しとする。

 

バイオスパーク73

近4走指数ベストは前走の函館記念で73。

近4走指数は66→67→68→73。

生涯ベストは5走前の福島記念で指数76。斤量は55kgと軽斤量だった。

4走前の中山金杯、3走前の小倉大賞典、2走前の新潟大賞典では斤量57kgで指数68以下の低値続きだ。

前走の函館記念では斤量57kgで好走したが、それでも指数は73と平凡。

今回も斤量は57kgであり、近走並の指数68程度を想定し消しとする。

 

ユーキャンスマイル73

近4走指数ベストは2走前の阪神大賞典で73。

近4走指数は63→69→73→67。

生涯ベストは9走前の天皇賞・秋で指数81。能力としてのピークは4歳秋〜5歳春頃で適性は高速馬場の中距離だ。

4走前のJCでは見せ場無しで指数は63と落とした。完調手前での出走であり度外視で良い。

3走前の有馬記念も指数69と低値。ただしスタミナが問われる展開を苦にしたためであり度外視で良い。

2走前の阪神大賞典は指数73と低値。時計のかかる重馬場の3000mであり度外視で良い。

前走の天皇賞・春も時計のかかる長距離を苦にし、指数67と低値。

このように、ここのところ得意条件の高速中距離を好状態で走ることはできていないため、近走の指数は現状の能力を正確に表しているとは言えない。とは言え、確実にピークは過ぎており、パフォーマンスは下がっているだろうし、現状の能力で好走できる可能性は低い。今回、中距離に戻るのは良いが、それでも指数は73程度までを想定し消しとする。

 

ブラストワンピース72

近4走指数ベストは前走の鳴尾記念で72。

近4走指数は45→67→中止→72。

生涯ベストは11走前の有馬記念。3歳の12月にして82の高指数でこれが自己ベスト。雨が降って稍重馬場になったこともこの馬に向いていた。この時期に82という高指数を出すのはかなり早熟と言える。結果的に、ここがピークなので後はベストをどこまで維持できるかという話になる。

8走前の札幌記念では指数80と好走した。

6走前のAJCCでも指数78と好走。

ここまでは指数を落としながらもG2レベルでは好走できる能力だった。

4走前の宝塚記念は得意のスタミナ比べだったが、最後は脚がなくなり指数45と大敗。

3走前の天皇賞・秋は高速馬場で能力を発揮できるはずもなく、指数67の低値。

2走前の有馬記念は心房細動で競走中止となった。

前走の鳴尾記念では先行有利レースで差しに回る逆展開だったが、指数72と好走した。これがほぼ現状の能力を示していると言って良いだろう。

今回は前走から展開不利分を考慮して、指数74程度を想定し消しとする。

 

まとめ

◎ラヴズオンリーユー 想定指数80

△ウインキートス   想定指数75

△トーラスジェミニ  想定指数75

△ソダシ       想定指数75

△サトノセシル    想定指数75

 

今回はラヴズオンリーユーの1強。本格化して海外G1を勝利するまでに成長しており、休み明けではあるが状態もそこそこだし、相手関係的に負けようはないか。以下、2着候補にウインキートス、トーラスジェミニ、ソダシ、サトノセシルらを挙げた。この4頭はほぼ能力差はないと言える。あとは、当日の馬場状態、馬体重、オッズなどを見て結論を出す。

2021関屋記念G3 全馬指数

今週は関屋記念を予想する。

新潟1600mで行われる別定G3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬18頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はパクスアメリカーナとサトノアーサーで78。
  • 優勝想定ラインは78と設定する。G3としては高めのレベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 パクスアメリカーナ  78

1位 サトノアーサー    78 

3位 ベストアクター    77

4位 アンドラステ     76

5位 カラテ        75

5位 プールヴィル     75

5位 ソングライン     75

8位 シャドウディーヴァ  74

8位 アトミックフォース  74

8位 ロータスランド    74

11位 ブランノワール     73

11位 クリスティ       73

11位 ラセット        73

11位 ミラアイトーン     73

15位 ソッサスブレイ     72

15位 マイスタイル      72

17位 グランデマーレ     70

18位 ハッピーアワー     64

 

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パクスアメリカーナ78

近4走指数ベストは前走のマイラーズCで78。

近4走指数は71→77→77→78。

4走前のNHKマイルは指数71と低値。

その後半年の休養を挟み3歳冬から本格化した。

3走前のリゲルSで77、2走前の京都記念で77、前走のマイラーズCで78と高指数。

そこから骨折を挟み今回は2年4ヶ月ぶりの出走となる。

能力は今回のメンバー最上位だが、2年4ヶ月ぶりで当時のパフォーマンスを出せる可能性は低いだろう。指数70以下を想定して消しとする。

 

サトノアーサー78

近4走指数ベストは4走前の関屋記念で78。

近4走指数は78→69→65→70。

4走前の関屋記念では指数78とベストを更新した。得意条件である綺麗な良馬場での瞬発力勝負だったし、差しが決まる展開になったこともプラスだった。

3走前の富士Sでは指数69の低値だが、荒れた内を通り伸び切れなかったためであり度外視で良い。

2走前の京都金杯は斤量57.5kgと馬体重プラス20kgの完調手前だったこともあり指数は65の低値だった。

前走の東京新聞杯では馬体重は戻してきたが、やや荒れ馬場かつ後方から差し遅れたこともあり指数は70と低値だった。

さて近2走は低値だが敗因明確のため度外視で良い。参考になる指数は4走前の78であるが、これは差し優勢馬場で展開が向いての高指数である。フラットな展開なら当時の能力は76程度だろう。また今回は斤量57kgとベスト時から1kg増である。7歳馬で成長分なく衰えがありそうであり、指数73程度を想定し消しとする。

 

ベストアクター77

近4走最大指数は2走前の阪急杯で77。

近4走指数は66→71→77→68。

4走前〜2走前はいずれもベスト更新。2走前の阪急杯では指数77で重賞初挑戦初勝利となり6歳にして本格化した。しかし、これからというところで脚部不安で1年の休養となった。

休養明けとなった前走の阪急杯では指数68と大きく落とした。

さて今回だが、1年以上前の指数の再現性はない。前走程度の指数70以下を想定して消しとする。

 

アンドラステ76

近4走指数ベストは前走の中京記念で76。

近4走指数は70→75→71→76。

4走前の京成杯AHでは、後方から前が開かずレースにならなかった。指数は70と低値だが、度外視で良い。

3走前のターコイズSでは指数75とベストタイ。マイルにしては時計も上がりもかかった得意条件で能力を発揮できたと言える。

2走前のマーメイドSは指数71と落とした。2000mへの距離延長で折り合いを欠いたためで度外視で良い。

前走の中京記念では、距離短縮×豪腕川田騎手への乗り替わりで折り合いはバッチリあい、指数76とベストを更新した。

さて今回だが、川田騎手→岩田望来騎手への乗り替わりはマイナス(2走前岩田騎手で折り合いを欠いている)であり、前走から1kg増もあるので、指数上昇は見込めない。ただ、雨で重馬場濃厚であり時計のかかる条件は歓迎。雨で折り合いもつきやすいので、そこまで指数を落とすこともないだろう。指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

カラテ75

近4走指数ベストは2走前の東京新聞杯で75。

近4走指数は67→74→75→67。

4走前の2勝クラスから強くなり出し、まずは指数67と上昇。

3走前の3勝クラスでも指数74と跳ね上げオープン入りを決めた。指数74は3勝クラスにしては破格の指数で古馬オープン特別レベルである。ただし斤量は54kgの軽斤量だった。

2走前の東京新聞杯では成長分ありで、斤量2kg増に対応し指数75とベストを更新した。

前走の安田記念では成長分はなく、斤量2kg増の58kgに斤量負けし指数67と大きく落とした。

さて今回だが、斤量56kgに戻るため2走前の75程度は想定可能。ただ、昨年冬以降に連戦を経て強くなった馬であり、ここで当時のパフォーマンスに戻せるかは疑問である。今回は指数74程度までを想定し抑え評価とする。

 

プールヴィル75

近4走指数ベストは2走前の阪神牝馬Sで75。

近4走指数は71→74→75→66。

8走前の京都牝馬Sで75が当時のベスト指数。距離は1400mである。

3走前のオーロCは距離1400mで指数74と好走。

2走前の阪神牝馬Sは高速馬場の1600mで指数75とベストタイ指数だった。

好走時は1400mか1600mでも馬場が軽い時であるので、今回の重馬場は明らかにマイナス

馬場面で評価を落とし指数73以下を想定し消しとする。

 

ソングライン75

近4走指数ベストは前走のNHKマイルで75。

近4走指数は40→70→55→75。

4走前の未勝利戦は指数40と平凡。

3走前の紅梅Sで指数70と大幅に上昇させた。

2走前の桜花賞は指数55と大きく落としたが、不利を受けたためであり度外視で良い。

前走のNHKマイルでは指数75と再びベスト更新だ。

さて今回だが、前走から斤量は4kg減であり、斤量分の上昇は可能。成長分と斤量分で指数78程度まで伸ばすと想定し本命とする。不安要素としては時計のかかるマイルに対応できるかどうかである。これまで高指数の2走は、1400mか高速マイルであり、重馬場で時計のかかるマイルに対応できるかどうかは不明である。今回が試金石であるが、人気していて狙う利があるかは微妙である。

 

シャドウディーヴァ74

近4走指数ベストは前走のマーメイドSで74

近4走指数は73→73→72→74。

生涯ベストは10走前の東京新聞杯で指数76。ただし、岩田騎手のイン突き好騎乗がはまったのが大きい。実質的には73程度と見積もっている。 

近4走ではいずれも能力を発揮して指数72〜74を非常に安定傾向である。

さて今回だが、前走から1kg減である。また、これまで不良馬場でも高速馬場でも好走できていて条件を選ばない馬であることも評価したい。指数75程度を想定し対抗評価とする。

 

ロータスランド74

近4走指数ベストは前走の米子Sで74。

近4走指数は64→66→74→72。

4走前の1勝クラス、3走前の2勝クラスと指数ベストを更新し連勝。

3勝クラスを飛ばして出走した2走前の米子Sでも指数ベストを更新した。

この3戦はいずれも阪神競馬場であり、さらなる上昇を見込んだ前走の中京記念では指数72と伸び悩んだ。現状、輸送なしの阪神競馬場で高指数をマークしている状況であり、新潟でこのパフォーマンスを出せる根拠はない。前走並みの指数72程度を想定して消しとする。

 

ブランノワール73

近4走指数ベストは3走前の京都牝馬Sで73。

近4走指数は69→73→72→71。

近4走は指数69〜73と安定傾向である。今回も特に上積みはなく、最大で指数73を想定し消しとする。

 

クリスティ73

近4走指数ベストは2走前の六甲Sで73。

近4走指数は70→65→73→71。

4走前のトルマリンSでは指数ベスト更新の70でオープン入りを決めた。

3走前のターコイズSでは、先行馬が揃っておりマイペースで逃げられず指数65と落とした。

2走前の六甲Sでは逃げて指数73とベストを更新。

前走のヴィクトリアマイルも指数71とこの馬なりの好走だった。

さて今回だが、特に上積みはなく、最大で2走前の指数73程度を想定し消しする。マイスタイル、ロータスランド、アトミックフォースら先行馬が揃っており楽逃げできないであろうことからも評価を落とす。

 

ラセット73

近4走指数ベストは3走前の六甲Sで73。

近4走指数は64→73→69→67。

生涯ベストは8走前の中京記念で75。55kgの軽斤量と外差し馬場が味方したことでベスト更新となった。

4走走前の京都金杯は先行有利レースを後方から差し遅れて指数64の低値。度外視で良い。

3走前の六甲Sは、斤量57kgながら後方から差しを決めて指数73と好走した。

2走前のマイラーズCは後方から差し遅れて指数69の低値。

前走の米子Sでも後方から差し遅れて指数67の低値。

さて今回だが、差しが決まれば3走前の六甲S並みの指数が想定可能。最大で指数73程度を想定し消しとする。

 

ミラアイトーン73

近4走指数ベストは3走前のニューイヤーSで73。

近4走指数は72→73→70→62。

前走は指数62の低値だったが、4走前〜2走前は指数70〜73で非常に安定傾向。これは3勝クラスからOP特別レベルの指数であり重賞では足りない。今回も指数72程度を想定して消しとする。

 

ソッサスブレイ72

近4走指数ベストは前走の関越Sで72。

近4走指数は51→60→69→72。

前走の関越Sで指数72と好走したが、そこから上積みはなし。今回も指数72を想定し消しとする。

 

マイスタイル72

近4走指数ベストは2走前のダービー卿CTで72。

近4走指数は66→45→72→40。

生涯ベストは7走前のスワンSで78。6走前のマイルCSでも指数76と好走しており、この時(5歳秋)が能力のピークだった。

ただその後の4戦は指数72以下の低値続き。現状の能力で重賞で戦うのは難しいだろう。最大で2走前並みの指数72程度を想定して消しとする。

 

グランデマーレ70

近4走指数ベストは前走のストークSで70。

近4走指数は31→50→69→70。

近2走は指数69〜70と安定傾向で、3勝クラスレベル。今回特に上積みはなく、指数は前走並みの70程度を想定して消しとする。

 

ハッピーアワー64

近4走指数ベストは前走の関越Sで64。

近4走指数は54→49→62→64。

指数ベストの前走で2勝クラス勝利レベル。

今回も前走並みの指数64までと想定し消しとする。

 

まとめ

◎ソングライン    想定指数78

○シャドウディーヴァ 想定指数75

△アンドラステ    想定指数74

△カラテ       想定指数74

 

能力上位かつ成長傾向で斤量4kg減のソングラインを本命。ただし人気しているし、時計のかかるマイルへの対応力が不明ということを考えたら妙味は全くない。オッズ次第でもあるが、シャドウディーヴァ本命まで考えている。

2021小倉記念G3 全馬指数

今週は小倉記念を予想する。

小倉2000mで行われるハンデG3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬10頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はファルコニアとヴェロックスで75。
  • 優勝想定ラインは75と設定する。ローカルハンデG3としては平均レベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ファルコニア    75

1位 ヴェロックス    75

3位 ショウナンバルディ 74

4位 ヒュミドール    73

5位 アールスター    72

6位 ダブルシャープ   70

6位 グランスピード   70

8位 スーパーフェザー  69

9位 モズナガレボシ   68

指数なし テーオーエナジー 近走ダート

 

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↑指数グラフは特別登録の14頭分

 

ファルコニア75

近4走指数ベストは前走のエプソムCで75。

近4走指数は63→67→70→75。

3走前の春日特別、2走前の難波Sと連勝でOP入り。

OP入り初戦となった前走のエプソムCでは、川田騎手の好騎乗もあり指数75と大幅に伸ばした。

さて今回、成長分はありそうだが、前走は好騎乗で指数以上のPFが出ていることもあるので、指数は前走並みの75程度を想定して本命とする。ただ、これまで良馬場でしか経験がなく、雨の影響をどこまで受けるかは未知数である。人気もするだろうし妙味はない可能性がある。

 

ヴェロックス75

近4走指数ベストは前走のエプソムCで75。

近4走指数は60→74→67→75。

生涯ベストは9走前の皐月賞で指数78。結果的にここがピークでその後は指数ベストを更新できていない。

直近高値は3走前の中日新聞杯の74と前走のエプソムC。これらはいずれも上がりの速いレースであり、時計が出れば現状は指数75程度のパフォーマンスということになる。今回は小倉競馬場の開幕週となるが、大雨の影響で時計のかかる馬場になるだろう。馬場悪化でパフォーマンスを落とし、指数70以下を想定し消しとする。

 

ショウナンバルディ74

近4走指数ベストは前走の七夕賞で74。

近4走指数は38→72→73→74。

4走前の福島民報杯は指数38と力負け。タフなスタミナ比べのレースであり、苦手条件であるので度外視でも良い。

3走前の都大路Sではスローペースの逃げを打つことができて指数72と好走した。

2走前の鳴尾記念も超スローペースの2番手追走と展開に恵まれ指数73と好走した。

前走の七夕賞はドスローを中段からやや差し遅れて指数74と好走。本来得意条件ではない時計のかかる馬場で、展開も合わなかった割には好走しており、状態は良化していると言える。

さて今回だが、前走並みの指数74程度を想定し対抗評価とする。

 

ヒュミドール73

近4走指数ベストは3走前の日経賞と前走のエプソムCで73。

近4走指数は69→73→64→73。

2走前の新潟大賞典は指数64と落としたが、完調手前であり度外視でいい。

他の3戦は指数69〜73と安定傾向であり、能力的にはほぼ底を見せたか。

さて今回だが、最大で近走並みの73程度を想定し消しとする。

 

アールスター72

近4走指数ベストは3走前の小倉大賞典で72。

近4走指数は71→72→65→68。

生涯ベストは7走前の小倉記念で75。ただし53kgの軽斤量だった。

4走前の中山金杯では指数71の低値。後方から上がり最速で追い込むも物理的に届かなかったためであり度外視で良い。

3走前の小倉大賞典では指数72とほぼ能力通り。

2走前の日経賞は後方から差し遅れて指数65と低値。

前走の七夕賞は指数68と低値だが、先行有利レースを後方から差し遅れており度外視でいい。

さて今回だが、現状の能力である72程度までを想定し消しとする。

 

ダブルシャープ70

近4走指数ベストは4走前の壇之浦Sと前走の不知火Sで70。

近4走指数は70→69→68→70。

近走は指数68〜70と安定傾向で能力の底は見せている。

今回ベスト時から斤量3kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数73程度までと想定し消しとする。

 

グランスピード70

近4走指数ベストは前走の不知火Sで70。

近4走指数は69→65→62→70。

指数は4走前のスピカSで69、前走の不知火Sで70とほぼ頭打ち。

今回ベスト時から斤量4kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数73程度までと想定し消しとする。

 

スーパーフェザー69

近4走指数ベストは前走の不知火Sで69。

近4走指数は55→60→65→69。

前走の不知火Sで指数69と好走したが、それ以上の成長分はなし。

今回ベスト時から斤量4kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数73程度までと想定し消しとする。

 

モズナガレボシ68

近4走指数ベストは3走前の御堂筋Sで68。

近4走指数は67→68→66→66。

近走は指数66〜68と安定傾向で能力の底は見せている。

今回ベスト時から斤量3kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数70程度までと想定し消しとする。

 

テーオーエナジー 指数なし

近走ダートのため指数はなし。

芝は初出走であり、いきなり重賞で好走する根拠はなし。指数70以下を想定して消しとする。

 

まとめ

◎ファルコニア    想定指数75

○ショウナンバルディ 想定指数74

 

少頭数かつ条件戦を勝っていない馬も多く、重賞としてはレベルが低い。

勝負になりそうなのはファルコニア、ショウナンバルディなど近走で重賞実績がある馬のみか。ハンデ戦であり、指数下位からの上昇も可能であるが、能力差的に勝ち負けまでは難しいか。

印を打った2頭にほぼ優劣はなく、調教、当日の馬場、オッズ、馬体重、などを加味して馬券を決めたいところ。ファルコニアの重馬場適性が不明なので、前走時計のかかる稍重馬場で好走しているショウナンバルディの方が計算しやすいか。

2021クイーンステークスG3 全馬指数

今週はクイーンSを予想する。

函館1800mで行われる牝馬限定の別定G3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬12頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はマジックキャッスルで78。
  • 優勝想定ラインは77に設定する。
  • 出走12頭と少なく、条件戦を突破していない馬も3頭出ているが、上位はそれなりのレベルであり牝馬限定G3としては平均以上。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 マジックキャッスル  78

2位 シゲルピンクダイヤ  76

2位 テルツェット     76

4位 シャムロックヒル   75

5位 フェアリーポルカ   74

5位 ドナアトラエンテ   74

7位 クラヴァシュドール  72

8位 ウインマイティー   71

9位 サトノセシル     66

10位 イカット        65

10位 マイエンフェルト    65

12位 ローザノワール     57

 

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マジックキャッスル78

近4走指数ベストは3走前の愛知杯で78。

近4走指数は74→78→77→77。

4走前の秋華賞で指数74と当時のベストを更新した。

3走前の愛知杯でも成長分ありで指数78とベストを更新した。

2走前の阪神牝馬Sでは直線やや詰まり気味ながら上手く間を縫って指数77と好走した。

前走のヴィクトリアマイルでは状態も抜群で、指数77と好走した。

ここ3戦は指数77〜78と非常に安定傾向。今回は余力残しの仕上げではあるが、今回のメンバーなら能力上位。指数77程度を想定して本命とする。ただし単勝2倍程度の人気となりそうで、妙味はない。

 

シゲルピンクダイヤ76

近4走指数ベストは4走前の中日新聞杯と前走のヴィクトリアマイルで76。

近4走指数は76→65→72→76。

生涯ベストは7走前のVMで77。高速マイルでの指数ということで適性は高速馬場。

4走前の中日新聞杯では高速馬場で指数76と好走した。

3走前の愛知杯ではそこそこ時計のかかる2000mで前付けして息が続かず、指数は65の低値。

2走前の福島牝馬Sは平均時計の距離1800mで指数72と平凡。

前走のヴィクトリアマイルでは高速馬場で指数76と好走した。

さて今回だが、函館開催10日目でそこそこ時計はかかるようになってきており、シゲルピンクダイヤにとってベストとは言えない。高速馬場ではないことでやや評価を落とし、指数74程度を想定して抑え評価とする。

 

テルツェット76

近4走指数ベストは2走前のダービー卿CTで76。

近4走指数は66→71→76→70。

近走上昇傾向で3走前の節分Sで指数71とベスト更新。

2走前のダービー卿CTでは上積みありで指数を76まで伸ばし重賞勝利となった。ただし53kgの軽斤量だった。

前走のヴィクトリアマイルでは伸びを欠き、指数70の低値。持ち時計が足りず高速馬場に対応できなかったor間隔が詰まって完調手前だったと解釈する。

さて今回だが、前走より時計のかかる函館1800mで能力は発揮できるだろう。2走前から斤量が2kg増えることも考慮し、指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

シャムロックヒル75

近4走指数ベストは前走のマーメイドSで75。

近4走指数は50→65→54→75。

前走のマーメイドSで指数75とベスト更新も、斤量50kg、単騎の楽逃げと好走条件が揃っており、再現性は薄い。

今回、斤量55kgでは3走前の65程度までと想定し消しとする。

 

フェアリーポルカ74

近4走指数ベストは3走前の中山牝馬Sで74。

近4走指数は70→74→ダート→ダート。

生涯ベストは9走前の中山牝馬Sで指数77。ただし52kgの軽斤量だったし、馬場も展開も全てが良い方に向いての高指数である。指数ほど評価はできない。

4走前の小倉大賞典では力負けで指数70の低値。

前走の中山牝馬Sでは時計のかかる得意条件で指数74と好走した。斤量を考慮したら実質ベストパフォーマンスと言っていい。

さて今回だが、そこそこ時計のかかるようになった函館1800mでは順当に能力を発揮できるだろう。3走前から1kg増もあり、指数73程度を想定して抑え評価とする。

 

ドナアトラエンテ74

近4走指数ベストは前走の福島牝馬Sで74。

近4走指数は68→70→66→74。

2走前までは指数70以下の程度も、前走の福島牝馬Sで指数74とベストを更新した。

今回、そこそこ状態は良さそうで斤量1kg増は埋められるだろう。指数74程度を想定して抑え評価とする。

 

クラヴァシュドール72

近4走指数ベストは4走前のニューイヤーSで72。

近4走指数は72→57→除外→71。

4走前のニューイヤーSでは斤量53kgの軽斤量で指数72と好走した。

前走の米子Sでは斤量54kgで指数71と好走した。斤量を考えても4走前とほぼ同等のパフォーマンスだ。

さて今回だが、ベスト時から1kg増の斤量55kgを背負う。成長分があっても前走並みの指数71程度を想定し消しとする。

 

ウインマイティー71

近4走指数ベストは4走前の紫苑Sで71。

近4走指数は71→63→69→61。

生涯ベストは5走前のオークスで指数72。3歳春ということを考えればそこそこ優秀。

ただし、その後の成長分は見られず、4走前の紫苑Sでは指数71と平凡。

3走前の秋華賞は馬場の悪い内側を通ったのもあるが、外を通っていても能力的に通用していたとは思えない。指数は63の低値だ。

2走前のエリザベス女王杯は仕上がりも足りなかったが、指数69と力負けだ。

前走の愛知杯でも指数61と大敗した。

このように3歳春のベスト指数を更新できていなく、成長性に疑問がある。追い切りを見ても上積みは無いし、最大で指数70程度までを想定し消しとする。

 

サトノセシル66

近4走指数ベストは前走の洞爺湖特別で66。

近4走指数は55→64→55→66。

前走の洞爺湖特別を指数66で勝利し2勝クラスを突破したが、まだ重賞で戦える力はない。指数70以下を想定し消しとする。

 

イカット65

近4走指数ベストは前走のかもめ島特別で65。

近4走指数は42→62→61→65。

前走のかもめ島特別を指数65で勝利し2勝クラスを突破したが、まだ重賞で戦える力はない。指数70以下を想定し消しとする。

 

マイエンフェルト65

近4走指数ベストは前走のHTB賞で65。

近4走指数は52→ダート→10→65。

前走のHTB賞を指数65で勝利し2勝クラスを突破したが、まだ重賞で戦える力はない。指数70以下を想定し消しとする。

 

ローザノワール57

近4走指数ベストは3走前の谷川岳Sで57。

近4走指数はダート→57→ダート→ダート。

近走で唯一芝を走った3走前の谷川岳Sでは指数57と大敗した。他はダートで芝での能力は測れないが、好走する根拠もない。指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

◎マジックキャッスル 想定指数77

△シゲルピンクダイヤ 想定指数74

△テルツェット    想定指数74

△ドナアトラエンテ  想定指数74

△フェアリーポルカ  想定指数73

 

マジックキャッスルは能力的に抜けているが、単勝でかなり人気しそうで妙味はなく、面白みのない馬券になりそう。2着以下で工夫したいところだが、2番手以下は能力差が小さく、展開次第で簡単に入れ替わりそう。2着の取捨選択が肝か。

2021アイビスサマーダッシュG3 全馬指数

今週はアイビスSDを予想する。

新潟1000mで行われる別定G3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬16頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はライオンボスで76。
  • 優勝想定ラインは75に設定する。
  • 1勝クラスを買っていないような馬も出ており上位と下位のレベル差は大きい。
  • 外枠重視、内枠軽視とする。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ライオンボス    76

2位 タマモメイトウ   74

3位 ヒロイックアゲン  73

4位 ロードエース    72

4位 グレイトゲイナー  72

6位 アルミューテン   70

7位 モントライゼ    68

7位 ジュランビル    68

9位 トキメキ      66

9位 オールアットワンス 66

11位 ビリーバー      65

12位 バカラクイーン   61

13位 ルドラクシャ    60

14位 モメチョッタ    57

15位 リッチクレマチス  55

15位 セピアノーツ    55

 

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ライオンボス76

指数ベストは4走前の韋駄天Sで76。

近4走指数は76→75→ダート→63。

4走前の韋駄天Sで指数76、3走前のアイビスSDで指数75と連続好走。

2走前はダートを使った。

前走の韋駄天Sは指数63の低値に終わったが、勝ち時計56.5sと時計のかかる稍重馬場だった。ベストは53秒台の高速馬場であるため、度外視で良い。

さて今回だが、現状の高速馬場なら能力を発揮できるだろうから、指数75程度を想定して対抗評価とする。

 

タマモメイトウ74

近4走指数ベストは前走の韋駄天Sで74。

近4走指数は67→70→67→74。

2走前までは指数70以下の低値続きだったが、前走の韋駄天Sで指数74とベスト更新。

ただし、斤量は53kgだったし、今回とは逆で時計のかかる馬場だったため再現性は薄い。

今回斤量56kgで指数を70以下に落とすと想定し消しとする。

 

ヒロイックアゲン73

近4走指数ベストは2走前のオーシャンSで73。

近4走指数は71→67→73→52。

生涯ベストは5走前のルミエールADで指数77と高値。同じ1000mであるが、時計のかかる重馬場であり今回とは真逆。

また、近4走は指数73以下かつ、前走の韋駄天Sでは大敗で指数52と大きく落とした。

さて今回だが、近走成績と内枠で評価を落とし指数71程度を想定し5番手評価とする。

 

ロードエース72

近4走指数ベストは前走の韋駄天Sで72。

近4走指数はダート→ダート→ダート→72。

前走の韋駄天Sで指数72と好走したが、斤量54kgと恵まれていた。

今回斤量56kgとなるため、指数70程度に落とすと想定し消しとする。

 

グレイトゲイナー72

近4走指数ベストは2走前の蒲郡特別で72。

近4走指数は59→66→72→71。

2走前までは指数上昇傾向だったが、ここの2戦は72→71と安定傾向。

今回も近走並の指数72程度を想定し3番手評価とする。

 

アルミューテン70

近4走指数ベストは3走前の韋駄天Sで70。

近4走指数は60→70→60→61。

直近高値は3走前の韋駄天Sのみ。

今回、韋駄天Sから斤量が4kg増えるため、指数は65程度に落とすと想定し消しとする。

 

モントライゼ68

近4走指数ベストは2走前のファルコンSで68。

近4走指数は66→65→68→66。

近4走は65〜68と非常に安定傾向。成長分はないが、ベスト時から斤量が4kg減るので斤量分の上昇は可能。指数72程度まで伸ばすと想定し4番手評価とする。

 

ジュランビル68

近4走指数ベストは前走のマレーシアCで68。

近4走指数は66→61→66→68。

近走は指数68以下の低値続きで、3勝クラス掲示板レベル。重賞では能力不足で指数68以下を想定し消しとする。

 

トキメキ66

近4走指数ベストは2走前のテレビU福島賞と前走の安達太良Sで66。

近4走指数は65→63→66→66。

近走は指数66以下の低値続きで、2勝クラス勝利レベル。重賞では能力不足で指数65以下を想定し消しとする。

 

オールアットワンス66

近4走指数ベストは前走の葵Sで66。

近4走指数は59→59→63→66。

近走は指数上昇傾向で今回も上積みはあり。また、前走の葵Sから斤量3kg減の51kgとなり、斤量分の上昇も可能である。成長分、斤量、外枠で評価を上げ指数75程度に伸ばすと想定し本命とする。

 

ビリーバー65

近4走指数ベストは前走のパラダイスSで65。

近4走指数は61→ダート→64→65。

近走は指数65以下の低値続きで、2勝クラス勝利レベル。重賞では能力不足で指数65以下を想定し消しとする。

 

バカラクイーン61

近4走指数ベストは3走前の2勝クラスで61。

近4走指数は57→61→58→54。

近走は指数61以下の低値続きで、1勝クラス勝利レベル。重賞では能力不足で指数60以下を想定し消しとする。

 

ルドラクシャ60

近4走指数ベストは4走前の1勝クラスで60。

近4走指数は60→48→30→44。

近走は指数60以下の低値続きで、1勝クラス勝利レベル。重賞では能力不足で指数60以下を想定し消しとする。

 

モメチョッタ57

近4走指数ベストは2走前の1勝クラスで57。

近4走指数はダート→30→57→41。

近走は指数57以下の低値続きで、1勝クラス掲示板レベル。重賞では能力不足で指数60以下を想定し消しとする。

 

リッチクレマチス55

近4走指数ベストは4走前の2勝クラスで61。

近4走指数は55→47→46→42。

近走は指数55以下の低値続きで、未勝利戦突破レベル。重賞では能力不足で指数60以下を想定し消しとする。

 

セピアノーツ55

近4走指数ベストは4走前の未勝利戦で55。

近4走指数は55→50→43→44。

近走は指数55以下の低値続きで、未勝利戦突破レベル。重賞では能力不足で指数60以下を想定し消しとする。

 

まとめ

◎オールアットワンス  想定指数75

○ライオンボス     想定指数75

▲グレイトゲイナー   想定指数72

△モントライゼ     想定指数72

△ヒロイックアゲン   想定指数71

2021函館記念G3 全馬指数

今週は中京記念を予想する。

函館2000mで行われるハンデG3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬16頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はマイネルウィルトスで85。
  • 優勝想定ラインは75に設定する。
  • 地方のローカルハンデ重賞ということでレベルは低め

 

JRA芝近4走最大指数

1位 マイネルウィルトス  85

2位 バイオスパーク    76

3位 レッドジェニアル   75

4位 トーセンスーリヤ   74

5位 ワールドウインズ   73

6位 ジェットモーション  72

6位 マイネルファンロン  72

6位 サトノエルドール   72

6位 タイセイトレイル   72

6位 ディアマンミノル   72

11位 ワセダインブルー    71

12位 ハナズレジェンド    70

12位 アドマイヤジャスタ   70

14位 アイスバブル      68

14位 ドゥオーモ       68

指数無し カフェファラオ 近走ダート

 

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マイネルウィルトス85

近4走指数ベストは前走の福島民報杯で85。

近4走指数は61→61→71→85。

2走前の壇之浦Sを指数71で勝利しOP入り。

前走の福島民報杯では指数85とベストを大幅更新し、OP特別勝利となった。ただし斤量54kgだったし、極端に時計のかかる不良馬場で道悪巧者を発揮したための好走であり、良馬場での再現性は薄い。今回は、2走前並の70程度を想定して消しとする。

 

バイオスパーク76

近4走指数ベストは4走前の福島記念で76。

近4走指数は76→66→67→68。

4走前の福島記念で勝利し指数76とベスト更新。斤量55kgでこそあったが、ここでピークを迎えたと言える。

3走前の中山金杯では斤量57kgを背負ったこともあり、指数66と落とした。

2走前の小倉大賞典でも斤量57kgで指数67と低値である。

前走の新潟大賞典でも斤量57kgで指数68の低値だ。

このように斤量55kgでは好走しているが、斤量57kgでは指数70以下と低値続き。今回も斤量は57kgであり、近走並の指数68程度を想定し消しとする。

 

レッドジェニアル75

近4走指数ベストは3走前の鳴尾記念で75。

近4走指数は72→75→58→67。

3走前の鳴尾記念で指数75とベスト更新も、1年以上前。

2走馬の宝塚記念も凡走し、そこから約9か月空けた前走の大阪城Sでも指数67の低値。

1年以上前の指数の再現は難しく、指数70程度を想定し消しとする。

 

トーセンスーリヤ74

近4走指数ベストは前走の新潟大賞典で74。

近4走指数は69→70→48→74。

生涯ベストは6走前の新潟大賞典で77。当時は状態抜群で斤量54kg、さらに横山和生騎手の好騎乗もあっての高指数だ。

4走前の札幌記念では斤量56kgで指数69、3走前の札幌記念は斤量56kgで指数70と平凡で、斤量増に対応できていない。

2走前の福島民報杯は指数48と低値だが、不良馬場を苦にしたためであり度外視で良い。

前走の新潟大賞典では状態良好であり、斤量56kgに対応し指数74と好走した。

さて今回だが、前走に引き続き状態は良好で上積みもある。指数75程度に伸ばすと想定し本命とする。

 

ワールドウインズ73

近4走指数ベストは4走前の関門橋Sで73。

近4走指数は73→67→72→60。

4走前の関門橋Sで指数73と好走したが、その後は指数ベストを更新できていない。今回も特に上積みはなく、最大で4走前並の指数73程度を想定し消しとする。

 

ジェットモーション72

近4走指数ベストは2走前の三方ヶ原Sで72。

近4走指数は65→64→72→69。

2走前に指数72で3勝クラス三方ヶ原Sを勝利しOP入り。

前走の巴賞は先行有利で差し遅れており度外視で良い。

さて今回だが、最大で2走前の72程度を想定し消しとする。

 

マイネルファンロン72

近4走指数ベストは2走前の巴賞で72。

近4走指数は63→70→64→72。

生涯ベストは12走前の函館記念で76。

近走では前走の巴賞での指数72が最大。先行有利レースで展開に恵まれたこともあり、指数ほど評価はできないが、今回は斤量2kg減の54kgなので斤量分の上昇は可能か。最大で指数74程度を想定し3番手評価とする。前が残りそうな馬場なら評価を上げる。

 

サトノエルドール72

近4走指数ベストは前走の巴賞で72。

近4走指数は58→69→68→72。

3走前の美浦Sで指数69で3勝クラスを勝利しOP入りを決めた。

2走前の新潟大賞典では時計のかかる馬場が合わず指数を落としたが、

前走の巴賞で指数72とベスト更新。

今回も状態は前走並であり前走並の指数72程度を想定し消しとする。

 

タイセイトレイル72

近4走指数ベストは4走前の万葉Sで72。

近4走指数は72→61→55→60。

生涯ベストは6走前のアルゼンチン共和国杯で75。

4走前の万葉Sでは指数72と平凡だ。

その後の3戦は低値続き。近走の指数を見る限りベスト時の再現性は薄い。指数70以下を想定して消しとする。

 

ディアマンミノル72

近4走指数ベストは2走前のメトロポリタンSで72。

近4走指数は53→71→72→61。

4走前の美濃Sでは指数53と落としたが、完調手前であり度外視で良い。

3走前の御堂筋Sでは指数71とベスト更新で3勝クラス勝利を決めOP入り。

2走前のメトロポリタンSでも後方から差して指数72とベスト更新だ。

前走の目黒記念は状態抜群だったが指数61の低値に終わった。ドスローの瞬発力勝負でのトップスピード戦に対応できなかった可能性がある。

さて今回だが、前走のような上がりだけの勝負にはならないので、狙う余地はある。指数ベストの2走前から斤量2kg減もあるし、指数74程度に伸ばすことを想定し対抗評価とする。

 

ワセダインブルー71

近4走指数ベストは3走前の福島記念で71。

近4走指数は70→71→69→40。

3走前の福島記念で指数71とベストを更新しているが、4走前〜2走前は69〜71と安定傾向であり能力は頭打ちとなっている。前走は3400mの長距離で度外視で良いとしても、近走の成績から能力的に足りない。今回も指数70程度を想定して消しとする。

 

ハナズレジェンド70

近4走指数ベストは前走の都大路Sで70。

近4走指数はダート→ダート→ダート→70。

4走前〜2走前はダートのため指数無し。

前走は芝戦で指数70も3勝クラスレベルであり、重賞では通用しない。

今回も指数70以下を想定し消しとする。

 

アドマイヤジャスタ70

近4走指数ベストは3走前の小倉大賞典で70。

近4走指数は69→70→55→46。

過去に遡ると15走前の2歳G1ホープフルステークスで68の高指数を出している。

その後9レース続けて2歳時の指数を更新することはできなかったが、6走前の函館記念で指数75と能力を示した。ただ斤量は54kgだった。また、古馬になって唯一の好走がこの洋芝での一戦であることから、確実に洋芝巧者であると言える。

その後の5走はいずれも指数70以下の低値だった。今回は洋芝だがベスト時から2kg増の56kgを背負うのでベスト時の再現性は薄い。指数70以下を想定して消しとする。

 

アイスバブル68

近4走指数ベストは前走の目黒記念で68。

近4走指数は64→67→67→68。

生涯ベストは7走前の目黒記念で75。

近4走は指数68以下の低値続きで、能力のピークは過ぎたと判断する。今回も指数70以下を想定して消しとする。

 

ドゥオーモ68

近4走指数ベストは4走前の福島記念で68。

近4走指数は68→65→43→67。

生涯ベストは6走前の函館記念で74。

近4走は68以下の低値で、能力のピークは過ぎたと判断する。今回も指数70以下を想定して消しとする。

 

カフェファラオ指数無し

近走ダートのため指数無し。

ダートではG1勝利もあるが、芝経験はなく好走可能と判断する根拠がない。芝での能力が不明な割に人気もしており買いたくはない。指数70以下を想定して消しとする。 

 

まとめ

◎トーセンスーリヤ 想定指数75

○ディアマンミノル 想定指数74

▲マイネルファンロン 想定指数74

 

ここのところ状態は良好で、今回もさらに上積みがありそうなトーセンスーリヤを本命とする。続けて、前走は展開に泣き力を発揮できなかったディアマンミノルを評価する。そこそこ時計のかかる洋芝ならば能力を発揮できるとの判断だ。続けて、先行して展開次第で残る力のありマイネルファンロンを3番手評価とした。本命はすんなり決まったが、対抗以下は条件を選ぶ馬だし、メンバーレベルも混戦と、指数下位からの逆転もあるだろう。トーセンスーリヤは安定感もあるので、本命一点でも良いかもしれない。当日の馬場、馬体重を見て結論を出す。

2021中京記念G3 全馬指数

今週は中京記念を予想する。

小倉1800mで行われるハンデG3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬12頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はボッケリーニ、クラヴェル、ディアンドルで76
  • 優勝想定ラインは76に設定する。
  • 地方のローカル重賞にしては好メンバーが揃っており、指数1位〜6位まで2ポイント差と、上位は混戦。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ボッケリーニ     76

1位 クラヴェル      76

1位 ディアンドル     76

4位 アンドラステ     75

4位 カテドラル      75

6位 ダノンチェイサー   74

6位 ロータスランド    74

8位 メイケイダイハード  70

8位 ミスニューヨーク   70

8位 ドリームソルジャー  70

11位 アバルラータ      69

12位 アメリカズカップ    67

 

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ボッケリーニ76

近4走指数ベストは3走前の中日新聞杯で76。

近4走指数は72→76→75→72。

4走前のカシオペアSで指数72と当時のベストを更新。

3走前の中日新聞杯では斤量55kgで指数76。ベスト更新で完全に本格化した。ラブリーデイの兄弟ということで晩生傾向であり、ラブリーデイも5歳1月の中山金杯から本格化し、同年の宝塚記念、天皇賞を制しているし、ボッケリーニも今が5歳ということでほぼ同時期となる。

2走前の小倉大賞典では斤量2kg増の57kgを背負ったが、指数75で2着と健闘。斤量を考えたら実質的なベストと言っていい。

前走の新潟大賞典では指数72と落としたが、極めて上がりがかかる荒れ馬場で能力を発揮できなかった。上がりが早いレースで好パフォーマンスを出せる馬なので度外視で良い。

さて今回だが、前走を度外視として2走前並みの指数75程度を想定し3番手評価とする。

 

クラヴェル76

近4走指数ベストは前走のマーメイドSで76。

近4走指数は67→67→68→76。

4走前〜2走前は指数67〜68と非常に安定傾向であり3勝クラス掲示板レベル。

前走のマーメイドSでは斤量51kgで指数76と跳ね上げベスト更新。

さて今回だが、斤量は52kgと前走から1kg増。特に上積みはなく、斤量分だけ落として指数74程度と想定し抑え評価とする。

 

ディアンドル76

近4走指数ベストは前走のヴィクトリアマイルで76。

近4走指数は64→73→74→76。

4走前の愛知杯は指数64と低値。先行争いが激化しハイペースに巻き込まれており度外視で良い。

3走前の小倉大賞典では指数73と好走。ただし斤量53kgと恵まれており、先行有利の展開にも恵まれていた。

2走前の福島牝馬Sでは斤量55kgで指数74と好走した。

前走のヴィクトリアマイルでも斤量55kgで指数76とベストを更新。

さて今回だが、前走に引き続き状態は良好で、前走並みの指数76を想定し本命とする。少頭数で先行馬も少なく展開に恵まれそうな点もプラス。

 

アンドラステ75

近4走指数ベストは2走前のターコイズSで75。

近4走指数は73→70→75→71。

5走前のエプソムCは追い切り抜群で状態が良好。さらに、馬場の悪い外を通りながらも指数ベストを5ポイント更新した。ただし、不良馬場で時計がかかる条件であり、高速馬場適性はこの時点では未知。

4走前の関屋記念では、高速馬場で指数73と落とした。エプソムCの好走と合わせて考えても、本質的には高速馬場より時計のかかるスタミナ比べの方が得意なのだろう。

3走前の京成杯AHでは、後方から前が開かずレースにならなかった。指数は70と低値だが、度外視で良い。

2走前のターコイズSでは指数75とベストタイ。マイルにしては時計も上がりもかかった一戦で能力を発揮できたと言える。

前走のマーメイドSは指数71と落とした。2000mへの距離延長で折り合いを欠いたためで度外視で良い。

さて今回だが、状態は良好でベスト時の75程度を想定し5番手評価とする。ただし、今の超高速の小倉の馬場には対応できない可能性があるので、当日の馬場がかなり早ければ評価を落とす。また、折り合い不安がある馬なので、剛腕川田への乗り替わりはプラス材料だ。

 

カテドラル75

近4走指数ベストは3走前の東京新聞杯で75。

近4走指数は64→75→74→69。

生涯ベストは9走前のマイルCSで76。3歳秋でピークを迎えたようでその後指数は更新できていないが、衰えてもいない。

4走前のキャピタルSはルメール騎手への乗り替わりで脚質を差しから先行にシフトしたが、脚が溜まらず最後は失速してしまった。これまで通り後方で脚を溜めて末脚に賭ける競馬をするのがあっているようだ。

3走前の東京新聞杯では後方からの差し競馬で指数75と好走した。

2走前のダービー卿CTでも後方からの差し競馬で指数74と好走した。

前走の安田記念は斤量58kgに対応できず指数69と落とした。

さて今回だが、東京新聞杯、ダービー卿と同じ56kgに戻る。状態も良さそうで当時の指数75程度を想定し4番手評価とする。

 

ダノンチェイサー74

近4走指数ベストは4走前の小倉日経OPで74。

近4走指数は74→72→71→61。

4走前の小倉日経OPで指数74とベスト更新も、1年前。

その後は指数を更新できておらず、近走は低値続き。

さて今回だが、1年前の再現性は薄く、最大で指数72程度を想定し消しとする。

 

ロータスランド74

近4走指数ベストは前走の米子Sで74。

近4走指数は61→64→66→74。

3走前の1勝クラス、2走前の2勝クラスと指数ベストを更新し連勝。

3勝クラスを飛ばして出走した前走の米子Sでも指数ベストを更新した。

ここのところ上昇傾向であり、今回も状態は良好で上昇余地はある。指数ベスト更新の76程度を想定し対抗評価とする。

 

メイケイダイハード70

近4走指数ベストは4走前の阪急杯、3走前の六甲S、前走の米子Sで70。

近4走指数は70→70→64→70。

2走前の安土城Sを除き指数70と安定傾向である。この指数では3勝クラスレベルで重賞では足りない。今回も指数70程度を想定して消しとする。

 

ミスニューヨーク70

近4走指数ベストは4走前の虹の松原Sと3走前のスピカSで70。

近4走指数は70→70→69→60。

生涯ベストは5走前のエリザベス女王杯で指数71。

その後も特に上積みはなく、前走を除けば指数70前後で安定傾向である。

今回も上積みはなく指数70程度を想定して消しとする。

 

ドリームソルジャー70

近4走指数ベストは4走前の阿武隈Sで70。

近4走指数は70→63→57→68。

指数ベストの4走前で3勝クラスレベルと重賞では足りない。今回も指数70以下を想定し消しとする。

 

アバルラータ69

近4走指数ベストは4走前のリゲルSで69。

近4走指数は69→67→67→67。

近4走は指数69以下の低値続き。これは3勝クラスレベルであり、重賞では通用しない。今回も指数69以下を想定して消しとする。

 

アメリカズカップ67

近4走指数ベストは4走前の関門橋Sで67。

近4走指数は67→53→66→54。

近4走は最大で67と低値続き。現状の能力で重賞では通用しない。指数70以下を想定して消しとする。

 

まとめ

◎ディアンドル  想定指数76

○ロータスランド 想定指数76

▲ボッケリーニ  想定指数75

△カテドラル   想定指数75

△アンドラステ  想定指数75

△クラヴェル   想定指数74

 

この6頭は大混戦だが、下位との差は大きいためおそらくこの6頭で決まるだろう。6頭の優劣を付けるのは難しいが、近走安定傾向で展開にも恵まれそうかつ状態も良好、そして小倉での好走経験もありマイナスポイントが最も少ないディアンドルを本命とした。

ロータスランドは近走上昇傾向で、今回も状態は良好。ただ、良績が阪神に集中していたり初の小倉競馬場ということもある。ディアンドルの安定感を評価したこともあり対抗までとした。

続けて、ボッケリーニ、カテドラル、アンドラステ、クラヴェルら実績上位組を順当に評価した。このように事前段階で印は付けたが、実質的に優劣はほぼなく、当日の馬場によっては大きく変わることも想定される。前が残りそうならディアンドル、ロータスランドを重めにし、差しが決まるならカテドラル、クラヴェルの評価を上げること、また、高速馬場ならアンドラステの評価を下げボッケリーニの評価を上げるなど、馬場を見ての対応が必要だ。