(旧)【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2021小倉記念G3 全馬指数

今週は小倉記念を予想する。

小倉2000mで行われるハンデG3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬10頭の指数を算出した。
  • 近4走最大指数1位はファルコニアとヴェロックスで75。
  • 優勝想定ラインは75と設定する。ローカルハンデG3としては平均レベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ファルコニア    75

1位 ヴェロックス    75

3位 ショウナンバルディ 74

4位 ヒュミドール    73

5位 アールスター    72

6位 ダブルシャープ   70

6位 グランスピード   70

8位 スーパーフェザー  69

9位 モズナガレボシ   68

指数なし テーオーエナジー 近走ダート

 

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↑指数グラフは特別登録の14頭分

 

ファルコニア75

近4走指数ベストは前走のエプソムCで75。

近4走指数は63→67→70→75。

3走前の春日特別、2走前の難波Sと連勝でOP入り。

OP入り初戦となった前走のエプソムCでは、川田騎手の好騎乗もあり指数75と大幅に伸ばした。

さて今回、成長分はありそうだが、前走は好騎乗で指数以上のPFが出ていることもあるので、指数は前走並みの75程度を想定して本命とする。ただ、これまで良馬場でしか経験がなく、雨の影響をどこまで受けるかは未知数である。人気もするだろうし妙味はない可能性がある。

 

ヴェロックス75

近4走指数ベストは前走のエプソムCで75。

近4走指数は60→74→67→75。

生涯ベストは9走前の皐月賞で指数78。結果的にここがピークでその後は指数ベストを更新できていない。

直近高値は3走前の中日新聞杯の74と前走のエプソムC。これらはいずれも上がりの速いレースであり、時計が出れば現状は指数75程度のパフォーマンスということになる。今回は小倉競馬場の開幕週となるが、大雨の影響で時計のかかる馬場になるだろう。馬場悪化でパフォーマンスを落とし、指数70以下を想定し消しとする。

 

ショウナンバルディ74

近4走指数ベストは前走の七夕賞で74。

近4走指数は38→72→73→74。

4走前の福島民報杯は指数38と力負け。タフなスタミナ比べのレースであり、苦手条件であるので度外視でも良い。

3走前の都大路Sではスローペースの逃げを打つことができて指数72と好走した。

2走前の鳴尾記念も超スローペースの2番手追走と展開に恵まれ指数73と好走した。

前走の七夕賞はドスローを中段からやや差し遅れて指数74と好走。本来得意条件ではない時計のかかる馬場で、展開も合わなかった割には好走しており、状態は良化していると言える。

さて今回だが、前走並みの指数74程度を想定し対抗評価とする。

 

ヒュミドール73

近4走指数ベストは3走前の日経賞と前走のエプソムCで73。

近4走指数は69→73→64→73。

2走前の新潟大賞典は指数64と落としたが、完調手前であり度外視でいい。

他の3戦は指数69〜73と安定傾向であり、能力的にはほぼ底を見せたか。

さて今回だが、最大で近走並みの73程度を想定し消しとする。

 

アールスター72

近4走指数ベストは3走前の小倉大賞典で72。

近4走指数は71→72→65→68。

生涯ベストは7走前の小倉記念で75。ただし53kgの軽斤量だった。

4走前の中山金杯では指数71の低値。後方から上がり最速で追い込むも物理的に届かなかったためであり度外視で良い。

3走前の小倉大賞典では指数72とほぼ能力通り。

2走前の日経賞は後方から差し遅れて指数65と低値。

前走の七夕賞は指数68と低値だが、先行有利レースを後方から差し遅れており度外視でいい。

さて今回だが、現状の能力である72程度までを想定し消しとする。

 

ダブルシャープ70

近4走指数ベストは4走前の壇之浦Sと前走の不知火Sで70。

近4走指数は70→69→68→70。

近走は指数68〜70と安定傾向で能力の底は見せている。

今回ベスト時から斤量3kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数73程度までと想定し消しとする。

 

グランスピード70

近4走指数ベストは前走の不知火Sで70。

近4走指数は69→65→62→70。

指数は4走前のスピカSで69、前走の不知火Sで70とほぼ頭打ち。

今回ベスト時から斤量4kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数73程度までと想定し消しとする。

 

スーパーフェザー69

近4走指数ベストは前走の不知火Sで69。

近4走指数は55→60→65→69。

前走の不知火Sで指数69と好走したが、それ以上の成長分はなし。

今回ベスト時から斤量4kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数73程度までと想定し消しとする。

 

モズナガレボシ68

近4走指数ベストは3走前の御堂筋Sで68。

近4走指数は67→68→66→66。

近走は指数66〜68と安定傾向で能力の底は見せている。

今回ベスト時から斤量3kg減ということで、斤量分の上昇は可能だが、それでも指数70程度までと想定し消しとする。

 

テーオーエナジー 指数なし

近走ダートのため指数はなし。

芝は初出走であり、いきなり重賞で好走する根拠はなし。指数70以下を想定して消しとする。

 

まとめ

◎ファルコニア    想定指数75

○ショウナンバルディ 想定指数74

 

少頭数かつ条件戦を勝っていない馬も多く、重賞としてはレベルが低い。

勝負になりそうなのはファルコニア、ショウナンバルディなど近走で重賞実績がある馬のみか。ハンデ戦であり、指数下位からの上昇も可能であるが、能力差的に勝ち負けまでは難しいか。

印を打った2頭にほぼ優劣はなく、調教、当日の馬場、オッズ、馬体重、などを加味して馬券を決めたいところ。ファルコニアの重馬場適性が不明なので、前走時計のかかる稍重馬場で好走しているショウナンバルディの方が計算しやすいか。