(旧)【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2021チャレンジカップG3 全馬指数

今週はチャレンジCを予想する。

阪神2000mで行われる別定G3だ。

 

指数一覧

  • 出走馬16頭の指数を算出した。近4走指数1位はマイネルウィルトスで85。
  • 優勝想定ラインは77と設定する。G3としては高いレベル。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 マイネルウィルトス  85

2位 モズナガレボシ    78

3位 ヒートオンビート   76

3位 ペルシアンナイト   76

3位 カツジ        76

6位 アルジャンナ     75

7位 ソーヴァリアント   72

7位 ジェラルディーナ   72

9位 マイネルフラップ   71

10位 スカーフェイス     70

11位 メイショウオーパス   66

 

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マイネルウィルトス85

近4走指数ベストは4走前の福島民報杯で85。

近4走指数は85→72→74→75。

4走前の福島民報杯では指数85とベストを大幅更新。ただし斤量54kgだったし、極端に時計のかかる不良馬場で道悪巧者を発揮したための好走である。良馬場での再現性は薄い。

3走前の函館記念では指数72と平凡。良馬場ではベスト更新だ。

2走前の札幌記念でも指数74と良馬場ではベスト更新だ。

前走のアルゼンチン共和国杯でも指数75と良馬場ではベスト更新。

さて今回だが、状態は良好。おそらく良馬場になるだろうし前走並の指数75程度を想定し対抗とする。

 

モズナガレボシ78

近4走指数ベストは2走前の小倉記念で78。

近4走指数は66→66→78→63。

2走前の小倉記念では指数78とベストを大幅更新した。ただし、斤量53kgと差し優勢レースで展開が味方したためであり再現性は薄い。

他の3戦は指数70以下の低値続きで、フラットな展開で定量戦ならここが現状の能力か。

今回も指数70以下を想定し消しとする。

 

ヒートオンビート76

近4走最大指数は2走前の目黒記念で76。

近4走指数は71→73→76→71。

4走前の美濃Sを指数71で勝利しOP入りを決め、3走前の大阪ーハンブルクCでは指数73と好走。

2走前の目黒記念で重賞挑戦となり指数76で2着と好走した。

前走の京都大賞典は完調手前で指数71と落とした。度外視で良い。

今回は休み明けを叩いて仕上がりは良好。指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

ペルシアンナイト76

近4走指数ベストは2走前の札幌記念と前走の天皇賞・秋で76。

近4走指数は60→70→76→76。

生涯ベストは2018年のマイルCSで81。年齢を重ねて能力は落ちているようだが、まだ76程度とG2級の能力は持っている。

4走前の大阪杯では重馬場で能力を発揮できず指数60の低値。度外視で良い。

3走前の鳴尾記念は乗り込み量は豊富だったが、それでも休み明けで指数は68と低値だった。

2走前の札幌記念は指数76と好走した。

前走の天皇賞・秋も指数76と好走した。これが現状の能力だろう。

さて今回だが、現状の能力である前走並の指数76程度を本命とする。ここでは能力上位だが鞍上弱化が気になるところ。

 

カツジ76

近4走指数ベストは4走前の函館SSで76。

近4走指数は76→66→ダート→58。

生涯ベストは2018年のマイルCSで指数79。

ただし、その後の9戦での指数は最大で72だった。この間の敗因としては、基本的に出遅れることや、かなりズブい馬なので後方から物理的に届かないレースがほとんどだったことである。

そんな中、8走前のスワンSではスタートを決めて奇襲の逃げを打ち指数78と好走した。展開が合えば好走可能で、まだ能力は衰えていないようだ。

その後7走前〜5走前までは指数70と低値続きだったが、4走前の函館SSで再び指数76と高値。その後の3戦は低値続きだ。

このように、いきなり好走したかと思えば、暫く凡走したりとムラが激しく掴み所がない馬だ。好走時の指数を見る限りはまだ重賞でやれるので、あとは展開だけか。想定指数は最大で76とするが、好走確率が低いため抑えまでとする。今回手の合う岩田騎手への乗り替わりでどうなるか。

 

アルジャンナ75

近4走指数ベストは3走前のマイラーズCで75。

近4走指数は71→75→65→68。

4走前の洛陽Sで指数71とベストを更新した。

3走前のマイラーズCでは指数75と再度ベストを更新。

2走前のエプソムCでは指数65と大きく落とした。

前走の富士Sでは完調手前で指数68の低値。度外視で良い。

マイラーズCの好走を見ても高速マイル向きだし、今回そこそこ荒れた阪神2000mは合わないか。状態もまだ完調とは言えず、指数70程度を想定し消しとする。

 

ソーヴァリアント72

近4走指数ベストは前走のセントライト記念で72。

近4走指数は66→69→69→72。

成長途上の3歳馬であり、前走のセントライト記念で指数72とベスト更新。

今回も更に状態は上向きであり、前走から斤量1kg減もあるし、指数75程度までを想定し抑え評価とする。

 

ジェラルディーナ72

近4走指数ベストは前走の西宮Sで72。

近4走指数は25→65→67→72。

近走指数は上昇中であり、前走の西宮Sで指数72とベストを更新。3勝クラス勝利でOP入りを決めた。

今回も引き続き上昇余地ありで最大で指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

マイネルフラップ71

近4走指数ベストは3走前の大阪城Sで71。

近4走指数は68→71→66→59。

3走前の大阪城Sでは斤量54kgで指数71。

他の3戦は指数70以下の低値だ。

今回は斤量56kgであり大阪城Sより指数を上げて勝負になるとは思えない。指数70以下を想定し消しとする。

 

スカーフェイス70

近4走指数ベストは前走の岸和田Sで70。

近4走指数は66→69→63→70。

前走の岸和田Sを3勝クラスの平均的な指数70で勝利しOP入り。

さて今回だが、前走から特に上積みはない。斤量も前走から2kg増もあり重賞では能力的に厳しいか。指数70以下を想定し消しとする。

 

メイショウオーパス66

近4走指数ベストは前走のアンドロメダSで66。

近4走指数はダート→ダート→ダート→66。

前走のアンドロメダSで指数66と平凡。

過去に遡っても芝重賞で通用するだけの能力はない。今回も指数70以下を想定し消しとする。

 

まとめ

ペルシアンナイト  想定指数76

マイネルウィルトス 想定指数75

△ソーヴァリアント  想定指数75

△カツジ       想定指数76

△ヒートオンビート  想定指数74

△ジェラルディーナ  想定指数74

 

ソーヴァリアント、ジェラルディーナが人気することが予想される。上位は特に能力差はないので敢えてこの2頭から入る理由はないか。現状では能力最上位のペルシアンナイトを本命としたい。鞍上弱化が懸念だが、近2走のパフォーマンスで足りるし人気もおそらく手頃なので狙いたいところ。あとは当日の馬場、馬体重、オッズ等を見て結論を出す。