(旧)【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2021年収支&パフォーマンスランキング

2021年も終わったので、今年の馬券成績とパフォーマンスランキング、そして各馬の振り返りを書いていきたいと思う。

 

2021年パフォーマンスランキング(指数83以上)

1位 レイパパレ(大阪杯)        86

1位 クロノジェネシス宝塚記念)    86

3位 グランアレグリア (ヴィクトリアM)  85

3位 コントレイル(ジャパンC)       85

5位 エフフォーリア(天皇賞・秋)     84

5位 エフフォーリア(有馬記念)      84

7位 ピクシーナイト(スプリンターズS) 83

7位 コントレイル(天皇賞・秋)      83

7位 ディープボンド(有馬記念)      83

 

今年のパフォーマンス上位を全て振り返る。

今年のトップパフォーマンスはレイパパレの大阪杯とクロノジェネシス宝塚記念。レイパパレの大阪杯は特殊馬場の恩恵が大きい上に高パフォーマンスは大阪杯のみ。なので、個人的年度代表馬はクロノジェネシスとしたい。これで昨年(宝塚記念90)に続き、2連覇となる。

クロノジェネシスは圧倒的なパフォーマンスで最多タイのグランプリ3連覇を達成。凱旋門賞にも挑戦し厳しい流れの中で力を示した。グランアレグリアは史上最多のマイルG1・5勝。その2頭はまさに最強牝馬と言える。海外競馬がメインだったのでここのランキングには乗らないがラヴズオンリーユーも大活躍だった。参考に昨年の指数83以上の馬も下記に示すが、指数83以上を出した12度中10度が牝馬であり、まさに牝馬全盛期。2年前の2019年のトップパフォーマンスもリスグラシュー有馬記念で90と、これで3年連続牝馬によるトップパフォーマンスとなった。

 

もちろん、アーモンドアイ、リスグラシュー、クロノジェネシス、グランアレグリアらは歴史的名馬だが、牡馬が古馬になって奮わないのはたまたまではない。おそらくは世代頂点のダービーを制するために、育成が早熟化していることが要因だろう。3歳春にピークを持ってくるような育成が故に、本来ピークを迎える古馬時期の成長力が損なわれるということだ。例えるなら甲子園で何百球と投げて大活躍するもプロでは活躍しないみたいな。これ以降もこのような理由で牝馬全盛の時代は続くと思う。

そんな中、コントレイルは天皇賞・秋で83、ジャパンCで85と圧巻のパフォーマンス。世代レベルが低いと言われてきたが、有終の美でディープインパクト産駒牡馬の最高傑作の名を手にしたと言っていい。むしろ世代レベルが低かったことで、ピークではなくてもクラシック3冠を達成し、その後の成長に繋がった可能性もある。いずれにせよ、JCでは最高のパフォーマンスを発揮し、ディープの後継不足が最後の最後に解消されたと思いたい。昨年引退したフィエールマンも相当強いと思うが、この2頭でディープ後継種牡馬として活躍してほしいものだ。

エフフォーリアは皐月賞天皇賞・秋有馬記念とG1・3勝、年度代表馬最有力だろう。パフォーマンスとしても指数84は圧巻だが、まだ斤量減の恩恵を受けている。ピークを3歳に持ってくる現在の育成では、斤量2kg貰いで指数84はそこまで不思議ではないのだ。天皇賞・秋もコントレイルとは0.1差、有馬記念もディープボンドとは0.1差であり、2kgの斤量差で勝ったに過ぎない。来年、成長分がなければ斤量増でパフォーマンスを落とし、平凡なG1馬になってしまう。平凡なG1馬となるか歴世的名馬となるかは来年が試金石だ。

続いてピクシーナイトがスプリンターズSで指数83。叩き良化型のパワフルスプリンターだ。こちらも斤量を埋めることができるかが試金石となる。

さて2022年だが、世代レベルの高かった今年の3歳勢が古馬になっても成長力を維持できるか、それとも早熟で終わるかがポイントになると思う。このまま成長できて歴史的名馬になる馬もいれば、3歳がピークで古馬は平凡で終わる馬もいることだろう。現時点では、スプリント界ではピクシーナイトが、中距離界ではエフフォーリアが、長距離はディープボンドが一歩リードと言ったところだが、果たしてどうなるか。そしてマイル界は本命不在の大混戦。現時点ではこのように思っているが、来年振り返った時にどのような勢力図になっているかを楽しみに2022年の競馬を見ていきたい。

 

参考:2020年指数ランキング(指数83以上)

1位 クロノジェネシス宝塚記念)      90

2位 アーモンドアイ(ヴィクトリアM)    88

3位 グランアレグリア安田記念)      85

3位 アーモンドアイ(天皇賞・秋)      85

3位 フィエールマン(天皇賞・秋)      85

3位 クロノジェネシス天皇賞・秋)     85 

7位 グランアレグリアスプリンターズS)    84

7位 サラキア(有馬記念)           84

9位 フィエールマン(天皇賞・春)       83

9位 グランアレグリアマイルCS)      83

9位 アーモンドアイ(ジャパンカップ)      83

9位 クロノジェネシス有馬記念)        83

 

2021年の馬券成績振り返り

ブログでは芝×古馬×重賞の全69レースを予想した。1レース1500円固定で総額103500円の購入となったが、結果は惨敗。

 

的中率 15.9%(11/69レース)

回収率 46.0%(47660/103500円)

 

昨年までは回収率100%を超え続けてきたが、5年連続プラス収支とはいかず、いよいよマイナスとなった。

2017年 112%

2018年 113%

2019年 159%

2020年 104%

2021年 46%

 

2019年までは即パットの購入履歴から。2020年以降は全てブログで予想を投稿しているのでその集計結果から。

 

おそらく、馬券の買い方が下手だったので、本命馬の複勝だけ買っていたとすると、

的中率 39.1%(27/69レース)

回収率 74.1%(5110/6900円)

となった。本命馬の人気は(21,8,5,35)で成績は(8,11,8,42)。

回収率74.1%は複勝控除率20%を考慮したら、ほぼほぼ平均的な成績か。このことから、「予想はいたって平凡で、特に買い方が悪い」というのが、2021年の振り返りか。

 

買い方としてはもう少し的中率を増やすように心がけたいところ。まともな馬がいなくて根拠なく適当に穴を狙う悪い癖もそこそこあったと思う。馬券の買い方としては1500円で最大払い戻しが10000円を狙うように買っていたが、そこそこ無理があったかもしれない。狙い金額を5000円程度に抑えるかレースによって変えるか、考えたいところ。

予想が平凡なのは自身でも心当たりがあって、予想自体がかなり雑になっていたのはある。出走馬を見てもっと丁寧に展開を予想すべきたったし、馬場状態や風向きも見ずに指数だけ見て買い目を決めることも多かった。各馬の好走凡走要員の分析ももっと精密にできるところも多かった。来年はペース、追い切り、馬場適正などもう少し丁寧に分析したい。

とは言え、ブログで記事の投稿を1年間続けるというのは、時間的にもかなり労力がいるもので、馬券が当たらない中でモチベーションを維持するのも難しい1年だった。途中で完全に投げ出すことだけはしたくなかったので、回収率を犠牲にしながらもなんとか続けてきたという1年だったように思う。

さて2022年だが、引き続き投稿は継続する。5年分ぐらい予想データ取れたらデータを集計して、このレースは相性いいなあ、良くないなあとか、あの時こんな馬券当てたんだなあとか振り返るのがちょっとした楽しみではあるので、投稿自体をやめることは多分ないでしょう。

ということで、金杯から始動し、今年と同じく芝、古馬、重賞の全69レースを予想する。ダートは主流ではないので予想しない。世代戦もやらない。同世代同士での戦いより全世代を含めた戦いを好むというか、世代戦はアマチュア高校野球)、古馬混合がプロ(プロ野球)みたいな認識であり、古馬戦で最強を示してくれればいいかなと思うので。

 

記録:競馬2021個別成績 本命馬と着順と払い戻し金額

1月 6レース 9000→0

中山金杯   ディープボンド   14着

京都金杯   メイケイダイハード 11着

愛知杯    レッドアステル   12着

日経新春杯  クラージュゲリエ  3着

AJCC               ステイフーリッシュ 4着

シルクロードS ライトオンキュー  2着

 

2月 7レース 10500→0

東京新聞杯  サトノアーサー   8着

京都記念   ラヴズオンリーユー 1着

ダイヤモンドS ミスマンマミーア  10着

京都牝馬S        リリーバレロ    11着

小倉大賞典  フェアリーポルカ  8着

中山記念   クラージュゲリエ  9着

阪急杯    ダノンファンタジー 5着

 

3月 6レース 9000→15480

オーシャンS   カレンモエ      2着

中山牝馬S       ランブリングアレー  1着 10590

金鯱賞    ペルシアンナイト   8着

阪神大賞典  アリストテレス    7着

日経賞               カレンブーケドール  2着 4890

高松宮記念  ライトオンキュー   17着


4月 5レース 7500→2750

ダービー卿CT  カテドラル   2着 2750

大阪杯    コントレイル  3着

阪神牝馬S        ブランノワール 8着

福島牝馬S        フィリアプーラ 4着

マイラーズC    エアスピネル  8着


5月 5レース 7500→8260

天皇賞春              ディープボンド   2着 4620

新潟大賞典   ポタジェ      2着

京王杯SC            トゥラヴェスーラ     2着 3640

ヴィクトリアM    ダノンファンタジー 7着

目黒記念    ディアマンミノル  14着


6月 6レース 9000→0

鳴尾記念    ペルシアンナイト 4着

安田記念    サリオス     8着

エプソムC            エアアルマス   16着

函館SS                 ジャスティン   16着

マーメイドS         アンドラステ   4着

宝塚記念    クロノジェネシス 1着

 

7月 5レース 7500→6920

CBC賞    ビオグラフィー   11着

七夕賞    ヴァンケドミンゴ  12着

中京記念   ディアンドル    8着

函館記念           トーセンスーリヤ  1着 4050

アイビスSD       オールアットワンス 1着 2870


8月 6レース 9000→5040

クイーンS           マジックキャッスル 2着 5040

関谷記念    ソングライン    3着

小倉記念    ファルコニア    6着

北九州記念   アウィルアウェイ  14着

札幌記念    ラヴズオンリーユー 2着

キーンランドC     ミッキーブリランテ 10着


9月 4レース 6000→0

新潟記念   ヤシャマル     4着

京成杯AH         スマートリアン   4着

セントウルS     レッドアンシェル  14着

オールカマー ランブリングアレー 7着

 

10月 7レース 10500→7210

スプリンターズS  ダノンスマッシュ  6着

毎日王冠               ダノンキングリー  2着 2400

京都大賞典   アリストテレス   2着

府中牝馬S            マルターズディオサ 3着

富士S                   ザダル       7着

スワンS                ダノンファンタジー 1着 4810

天皇賞秋    グランアレグリア  3着

 

11月 6レース 9000→0

アルゼンチン共和国杯 ディアマンミノル  5着

エリザベス女王杯   ランブリングアレー 9着

福島記念       ヴァンケドミンゴ  6着

マイルCS                        グランアレグリア  1着

ジャパンC                       コントレイル    1着

京阪杯         シヴァージ     6着

 

12月 6レース 9000→2000

ステイヤーズS  カウディーリョ  7着

チャレンジC      ペルシアンナイト 3着 2000

中日新聞杯   ディアマンミノル 16着

ターコイズS     サンクテュエール 13着

阪神C               ホウオウアマゾン 3着

有馬記念   クロノジェネシス 3着