中山金杯G3 回顧
中山金杯の回顧記事を書いていく。
Twitterに記載した最終予想は以下である。
◎ギベオン
◯ウインイクシード
△クレッシェンドラヴ
△レッドローゼス
単勝◎ 300円
馬連◎ー3頭
馬単◎→3頭
三連複4頭BOX
三連単◎→◯→2頭
単勝以外各100円
合計1500円
結果は
1着トリオンフ 無
2着ウインイクシード ◯
3着テリトーリアル 無
ということでウインイクシードが来ただけで外れ。
レースレベル
ハンデGIIIにしては低めのレベル。ハンデ戦らしく0.5秒以内に10頭が入ったが、この低レベルでは、上手く内で先行してればどんな馬でも好走できる。
展開的にはブラックスピネルが逃げて入りはスロー。
ラップを見ると、12.6 - 11.1 - 12.8 - 11.7 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 11.7 - 11.4 - 12.7
4F目から淡々と流れ、脚の溜まりにくいレースになった。
このラップでいて先行馬が粘れるということで、開幕週らしい先行有利馬場だったのだと言える。(他の芝レースを見ても同様のことが言える)
馬場としては、やはり重めであり、スピードタイプよりスタミナタイプが合っている。
1着 トリオンフ
トリオンフは前走より指数が微増した。58kgを背負って指数をあげたことを考えると前走より出来は良かったのだろう。ただ、レースレベルは平凡で長期休養前ほどの指数は出せていない。叩き2戦目でこの指数だと、全盛期の出来に戻るとは考えにくく、GIでは勝負にならないだろう。G3レベル。
2着 ウインイクシード
内枠の利を活かしてほぼ狙い通りの競馬をしてくれた。指数ベストを更新したが、1kg減と好騎乗を考えると想定通り。松岡騎手は昨年のウインブライトも上手く乗ったが、やはり信頼できる。G3レベル。
3着 テリトーリアル
好走したカシオペアステークス同様、時計のかかる京都は合っているのだろう。好騎乗と適性を活かして穴を開けたが、重賞ではここまでが精一杯でほぼ指数通りの走り。OP特別勝ち負けレベル。
4着 ノーブルマーズ
最後は垂れてしまったが指数通りの走り。内枠で先行して好走。OP特別勝ち負けレベル。
5着 マイネルハニー
指数通りの走り。OP特別勝ち負けレベル。
7着 クレッシェンドラヴ
出遅れて脚を余してしまう騎乗ミスでレースにならなかった。
10着 ギベオン
直線へいい感じで入ったが、全然伸びなかった。調教も良かったし、あの伸びなさを見ると、斤量というよりはもう終わってしまった感じがする。
14着 レッドローゼス
大外をぶん回していったが、流石にあの位置からでは無理。多頭数、後方から、ということで指数より評価を落とせば良かった。
結論として、開幕週の内・先行有利バイアスのかかったスタミナレースになった。着差もわずかで、人気薄が上手く乗っての掲示板なので、次走繋がるレースにはならない。掲示板は全て6歳以上だし上積みもない。強いて言えば脚を余したクレッシェンドラヴが人気を落とすようなら狙いたい。
馬券としては、バイアスを読み切った上でもある程度広げなきゃいけなく、難しいレースとなった。トリオンフに関しては、坂のある鳴尾記念での好走を評価すべきであったし、長期休養前ほどの指数は出さなくても勝ち負けできると判断すべきであった。ギベオンは前走の内容からロンスパ戦は合うと思ったが、フォーリー騎手のコメントを見ると、瞬発力勝負の方がいいのかもしれなく判断ミスである。クレッシェンドラヴ、レッドローゼスは、内先行有利の中で後ろに下げてしまったが、内田、田辺の時点で器用な乗り方はできないとして評価を下げるべきであった。