(旧)【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

京都金杯G3 回顧

京都金杯の回顧書いていきます。

 

まずは、Twitterに投稿した最終予想から。

◎サウンドキアラ

◯モズダディー

馬連500円 ワイド1000円

 

結果は

1着 サウンドキアラ ◎

2着 ダイアトニック 無

3着 ボンセルヴィーソ 無

ということでハズレです。

 

レースレベル

突き放しているので当然といえば当然だが、勝ち馬はかなりハイレベル。

サウンドキアラはG2並の指数となった。

ペースは47.1-46.9と平均ペースになった。平均ペースでは、先行内有利(かなり)バイアスのある今の京都では、前が残るのも当然だ。

ちなみに、同日他芝レースを見てもかなりの先行内有利が言える。

そして、平均ペースで流れて勝ち時計が1分34秒なので、近年の冬の京都と同様タフな馬場だったと言えるでしょう。

馬場と先行内有利バイアスはほぼほぼ思った通りでしたが、モズダディーが来ず外れてしまった。

それでは上位5頭と印を打った馬の回顧をしていく。

 

1着 サウンドキアラ

内枠先行馬でバイアス的にはバッチリ。さらに、5勝を京都であげる京都巧者ということで負けようがなかったか。指数的にも、G2クラスの高指数。予想では「競れば相手なりに伸びそうなイメージ」と書いたが、まさにその通りで、ダイアトニックと最後は脚色が一緒であった。

今後はと言うと、今回は強い内容ではあったが、完全に好条件が揃って馬場の恩恵を一番に受けての好走なので、他の条件になるときは注意したい。

 

2着 ダイアトニック

ハンデ57kg、そこそこタフなマイル戦と言うことで軽視したが、思った以上に強かった。とは言え、直線に向いたときは5番手グループで、好枠先行の恩恵を受けたのも間違いない。今後も1400mでは重視、マイルでは条件が整った時に買っていく。

 

3着 ボンセルヴィーソ

京都では好成績を残しているのだが、勝ち鞍3つは全て1400mの逃げ馬である。200m延長でタフな馬場であれば最後は絶対垂れると思って消したのだが、54kgとはいえ、マイルでも最後まで失速せずに走れたため、再評価したい。

とはいえ、この馬の能力では全然足りないため、3着に来れたのはボンセルヴィーソの能力ではなく、完全に馬場(かなり先行内有利だったということを物語っている)のおかげである。こう言うタイプは馬場を味方につけて穴を開けるとこが多く、朝日杯FSでも10人気で逃げ粘って3着となっている。今後も注意していきたい。

 

4着 ソーグリッタリング

大外が痛かった。とはいえ、今回内枠を引いたとしても勝ちまではなかっただろう。得意の京都でこれなので、相当ハマらなければ重賞で勝つのは難しい。

 

5着 ブレステイキング

位置取り的にレースに参加していないも同然ですね。とはいえ、勝てる位置にいたのは前5頭までなので仕方ないか。あと、かなり絶望的な位置から掲示板に来たのは藤岡佑介騎手の直線でのさばき方が良かったからである。

 

11着 モズダディー

酒井「外枠でポジションを取るのに脚を使ってしまった」

まさに、その通りで、序盤ガシガシ押していた。前走もそんな感じだったが、今回は前走以上に押していたし、それでいてハナを取りきれなかった(前走は逃げれた)。

結局、4コーナーでは外を回ることにもなってしまったので、きつかったか。

あとは、3kg減ってのを勝手に評価してしまったが、軽斤量でパフォーマンスを上げた実績がない馬に対して、軽斤量で印をあげるのはしてはいけないことである。普通に凡ミスであり、反省しなくてはいけない。

 

総括

内有利先行有利バイアスがめちゃくちゃに強い開幕週の京都でした。勝てる位置にいたのは、マルターズアポジー、エメラルファイト、モズダディー、ボンセルヴィーソ、サウンドキアラだけ。他の馬は負けて仕方なしの位置取りであり、敗因が明確なので今回の敗戦で評価を決定することはできない。次走人気を落とすようならありがたい。逆に、先行して馬場の恩恵を受けたのに垂れてしまった馬は評価できない。