(旧)【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2021スプリンターズステークスG1 全馬指数

今週はスプリンターズSを予想する。

中山1200mで行われる別定G2だ。

 

指数一覧

  • 出走馬16頭の指数を算出した。近4走最大指数1位はダノンスマッシュとレシステンシアで80。
  • 優勝想定ラインは80と設定する。G1としては平均レベルか。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 ダノンスマッシュ   80

1位 レシステンシア    80

3位 シヴァージ      78

3位 ピクシーナイト    78

5位 モズスーパーフレア  77

6位 ジャンダルム     76

6位 エイティーンガール  76

8位 クリノガウディー   75

8位 ミッキーブリランテ  75

8位 ファストフォース   75

8位 ビアンフェ      75

12位 ラヴィングアンサー   74

12位 アウィルアウェイ    74

14位 タイセイビジョン    73

14位 ロードアクア      73

14位 メイケイエール     73

 

f:id:keibashisuu:20211002123459p:plain

 

ダノンスマッシュ80

近4走指数ベストは2走前の高松宮記念で80。

近4走指数は79→海外→80→海外。

生涯ベストは9走前のオーシャンSで指数82。高速馬場の1200mの得意条件かつ究極仕上げであった。

4走前のスプリンターズSでは指数79と好走した。

3走前の香港Sで勝利。海外G1で指数は無いが80は出ているだろう。

2走前の高松宮記念では指数80と好走した。

前走のチェアマンズSでは6着と破れた。高松宮記念で仕上げてしまいお釣りがなかったため度外視で良い。この馬は休み明けから一戦必勝で仕上げて好走できるタイプであり、連戦でパフォーマンスを上げるタイプではない。

さてここまでを振り返ると、近走ではきっちり仕上げていれば指数79〜80と高値安定傾向。今回も追い切りを見る限り順調に仕上がっており、現状の能力は出せるだろう。指数80程度を想定し本命とする。

 

レシステンシア80

近4走指数ベストは4走前の阪急杯と3走前の高松宮記念で80。

近4走指数は80→80→75→77。

4走前の阪急杯で指数80と完全に本格化した。追い切りの動きが抜群だった。

3走前の高松宮記念でも指数80と据え置きでG1、2着と能力を示した。

2走前のヴィクトリアマイルは距離1600mに対応できず指数75と落とした。現状は1200〜1400mがベストと言って良い。

前走のセントウルSでは完調手前で指数77と叩き台としては上々のパフォーマンス。

さて今回だが、前走を叩いて上積みあり。ベストパフォーマンスの指数80程度を想定して対抗評価とする。

 

シヴァージ78

近4走指数ベストは3走前のシルクロードSで78。

近4走指数は75→78→73→67。

4走前の京阪杯でも後方から差し遅れて指数75。

3走前のシルクロードSでは差し優勢レースとなり展開が合い、末脚を余すことなく発揮し指数78と自己ベスト更新。

2走前の安土城Sでは指数73と平凡。

前走のパラダイスSでは指数67と落としたが前残りレースを差し遅れており度外視で良い。

さて今回だが、休み明けで完調手前。差しが決まって脚を余すことなく使えてもシルクロードS並みの指数はない。最大で指数75程度までを想定し消しとする。

 

ピクシーナイト78

近4走指数ベストは前走のセントウルSで78。

近4走指数は68→62→74→78。

4走前のアーリントンCで指数68と当時のベストを更新。

3走前のNHKマイルでは指数62と落とした。

2走前のCBC賞で指数74とベスト更新。斤量53kgで軽斤量の恩恵もあった。

前走のセントウルSでは上積みありで指数78とベスト更新。やや折り合いは怪しかったがそれで指数78は上々。

さて今回だが、前走から斤量は1kg増だが、成長分もあるし斤量増には対応できるだろう。また、内枠で前に壁を作って折り合いがつけば、更なる上昇余地はある。上手く乗れれば指数79程度に伸ばすと想定し3番手評価とする。

 

モズスーパーフレア77

近4走指数ベストは2走前の高松宮記念で77。

近4走指数はダート→64→77→74。

生涯ベストは10走前のスプリンターズSで80。

3走前のシルクロードSでは指数64と大敗。前が残れないような馬場であり度外視で良い。

2走前の高松宮記念は指数77と好走した。

前走の北九州記念は指数74と平凡だが、斤量56.5kgを背負った休み明けにしては上々である。

さて今回だが、前走を叩いて状態は良好で現状の能力は出せるだろうがG1では足りない。最大で2走前の指数77程度までを想定し消しとする。ファストフォース、メイケイエール、ビアンフェら逃げ馬も多く展開的にも厳しいだろう。

 

ジャンダルム76

近4走指数ベストは4走前の阪急杯と前走のセントウルSで76。

近4走指数は76→75→72→76。

4走前の阪急杯で指数76と跳ね上げベストを更新した。

3走前の春雷Sでも指数75と好走した。

2走前の北九州記念では指数72と落とした。斤量57.5kgを背負い、さらに後方から差し遅れてレースに参加できておらず、度外視で良い。

前走のセントウルSは出遅れて後方からとなりレースに参加できていなかったが、それでも指数76と力は示せた。中段で競馬できていたら指数78程度まではあっただろう。

さて今回だが、近2走とも後方からレースに参加できていないので確実性はないが、前走の上がりを見る限り能力は上位に匹敵する。中段で競馬できれば指数78程度までは伸ばせると想定し4番手評価とする。

 

エイティーンガール76

近4走指数ベストは3走前の高松宮記念と前走のキーンランドCで76。

近4走指数は67→76→67→76。

生涯ベストは7走前のキーンランドCで指数79。得意の極悪馬場や差し有利展開も味方した。勝ち時計は1分10秒6と極めて時計のかかる馬場だった。

4走前のオーシャンSでは力負けで指数67の低値。

3走前の高松宮記念は勝ち時計1分9秒2と時計のかかる重馬場で指数76と好走した。

2走前のUHB賞では指数67と凡走した。

前走のキーンランドCでは勝ち時計1分9秒1と時計のかかるレースとなり指数76と好走した。

このように好走したキーンランドC高松宮記念では勝ち時計で1分9秒以上かかるレースだった。それ以前にに遡っても、2020年シルクロードS2着で指数77と好走した時で勝ち時計は1分9秒と時計のかかるレースだった。

さて今回だが、時計は1分8秒程度を想定しており、この馬が能力を発揮できる馬場では無い。指数74程度を想定して消しとする。仮に時計がかかっても現状の能力で足りないのもある。

 

クリノガウディー75

近4走指数ベストは3走前の鞍馬Sと前走のセントウルSで75。

近4走指数はダート→75→74→75。

生涯ベストは12走前の高松宮記念で78。これ以降のベストは指数75であり、高松宮記念1度きりの高値だ。

3走前の鞍馬Sでは指数75と好走。

2走前の安土城Sでも斤量57.5kgを背負い指数74と好走した。

前走のセントウルSでも指数75と近走は非常に安定傾向である。

さて今回だが、引き続き状態は良好で近走通りのパフォーマンスは出せるだろうがG1ではたりいない。指数75程度を想定し消しとする。

 

ミッキーブリランテ75

近4走指数ベストは3走前の京王杯SCと2走前の函館SSで75。

近4走指数は74→75→75→72。

生涯ベストは5走前の阪急杯でも指数77。

4走前の高松宮記念では指数74と若干落とした。重馬場かつ出遅れと差し遅れもあり度外視で良い。

3走前の京王杯SC、2走前の函館SSでは指数75と好走。

前走のキーンランドCでは指数72と落としたが、休み明けは走らない馬であり度外視で良い。

さて今回、休み明けを叩いたがそこまで大きな上昇はない。最大で近走並みの指数75程度までを想定し消しとする。

 

ファストフォース75

近4走指数ベストは2走前のCBC賞で75。

近4走指数は65→61→75→74。

3走前までは低値続きで2勝クラスレベル。

2走前のCBC賞では斤量52kgと先行有利レースに恵まれた。さらに1分6秒0のレコードレースに適性もあったのだろう。指数75とベストを大幅更新。

前走の北九州記念では斤量3kg増の55kgを背負ったが、成長分で対応し指数74と好走した。

さて今回だが、状態は前走並みで特に上積みなし。最大で指数75程度を想定し消しとする。

 

ビアンフェ75

近4走指数ベストは前走の函館SSで75。

近4走指数は74→61→74→75。

4走前のセントウルSでは斤量54kgの軽斤量で指数74とベストを更新した。

3走前のスプリンターズSでは指数61と落としたが超ハイペースのためであり度外視しで良い。

2走前のオーシャンSでは成長分と展開利で斤量2kg増に対応して指数74とベストタイ。

前走の函館SSでは指数75と再び自己ベスト更新。

さて今回だが、状態は近走並み。展開的には近走以上に厳しい流れになるし、更に指数を上げるのは難しい。近走並みの数75程度を想定して消しとする。

 

ラヴィングアンサー74

近4走指数ベストは3走前の北九州短距離Sで74。

近4走指数は71→74→71→71。

近4走は指数71〜74と安定傾向。基本的に差し馬で、差しが決まれば3走前並みの指数は出るが、後方からレースに参加できないことが多い。

今回も特に上積みはなさそうで、差しが決まったとしても3走前並みの指数74程度を想定し消しとする。

 

アウィルアウェイ74

近4走指数ベストは2走前のCBC賞で74。

近4走指数は70→68→74→68。

生涯ベストは6走前のスプリンターズSで指数80。超ハイペースの差し優勢レースとなり、展開利で実力以上の指数が出た。

4走前のオーシャンSでは先行有利レースを後方から差し遅れて指数70の低値。

3走前の高松宮記念でも最後方から差し遅れており指数68の低値。

2走前のCBC賞も先行有利レースではあり展開は向いておらず、指数74と平凡。

前走の北九州記念も先行有利レースを後方から差し遅れて指数68と低値。

このように、常に後方からの競馬となり、展開が合えば好走、合わなければ凡走という馬である。ここ4戦はほとんどレースに参加できていないようなもので度外視で良い。

近走は展開が向かず能力を測れていないので、現状の能力は不明だが、ここ4戦全て取り零しとなると、好走できる可能性は低い。展開が向いたとしても最大で指数78程度までを想定し消しとする。

 

タイセイビジョン73

近4走指数ベストは2走前のCBC賞で73。

近4走指数は72→70→73→72。

近走は指数70〜73で安定傾向。2走前のCBC賞も前走のセントウルSも後方から差し遅れているので、展開次第では上げる可能性はあるが、それでも今回のメンバーでは能力的に足りない。指数は最大で74程度を想定し消しとする。

 

ロードアクア73

近4走指数ベストは3走前のTVh賞で73。

近4走指数は70→73→70→68。

近4戦は指数68〜73と安定傾向。この指数で重賞では足りないか。

今回も最大で指数73程度を想定して消しとする。

 

メイケイエール73

近4走指数ベストは前走のキーンランドCで73。

近4走指数は68→69→46→73。

指数は4走前の阪神JFで68、3走前のチューリップ賞で69と安定傾向。

2走前の桜花賞は指数46と大きく落とした。

前走のキーンランドCでは軽斤量の恩恵もあり指数73と伸ばした。

さて今回だが、特に上積みはなく最大で前走並みの指数73程度を想定し消しとする。

 

まとめ

◎ダノンスマッシュ 想定指数80

○レシステンシア  想定指数80

▲ピクシーナイト  想定指数79

△ジャンダルム   想定指数78

 

ほぼ人気通りの印となったが、G1ということで能力上位から順当に入りたい。上位4頭は能力的に抜けているし、5番人気以下からの逆転は能力的に難しいだろう。

本命はダノンスマッシュ。今回のメンバーで能力最上位で追い切りからも状態は良好そうで特に嫌う理由はない。対抗のレシステンシアも休み明けの前走を叩いて順当に能力を発揮できるだろう。続いてピクシーナイトだが、前走は折り合いを欠きながら非常に強いパフォーマンスだった。完成はまだ先だろうが、今回うまく内枠で折り合えればパフォーマンスを伸ばして上位を逆転する可能性もある。4番手評価も順当に能力上位のジャンダルムとした。

あとは、当日の馬場、オッズ、馬体重を見て結論を出す。