日経新春杯 G2 回顧
1年目なので会社の飲み会の幹事をやらされる。1人あたり楽天スーパーポイントが300ポイント付く店を予約する。今週は9人なので2700ポイント。幹事に優しい世界だな。
さて、日経新春杯の回顧を行う。
まずは、最終予想と買い目を振り返る。
予想の意図としては、①タフな京都馬場にあった馬を選択した。②前残り馬場を考慮した。の2点。
◎アフリカンゴールド
◯モズベッロ
▲レッドジェニアル
△マスターコード
単勝◎500円
馬連◎-◯200円
馬単◎→◯200円
三連複4頭ボックス 各100円
三連単◎→◯→2頭 各100円
結果は、
1着 モズベッロ ◯
2着 レッドレオン 無
3着 エーティーラッセン 無
4着 タイセイトレイル 無
5着 プリンスオブペスカ 無
ということで、外れた。
レース内容
まずは、レースを振り返る。
長いので前半4F-中間4F-後半4Fで見ていく。48.6-50.8-47.5となる。明らかにスローの瞬発力勝負になった。勝ち馬の上がりタイムも34.5とそこまでかからなかった。スタミナ適性と瞬発力適性が半々ぐらいなレースであったと思う。
予想では、スタミナ適性が問われるレースになるとしていたが、瞬発力も合わせて要求されるレースになったので、その辺が敗因である。
展開予想では、確実にスローになるとは書いたが、ここまで馬群が凝集した状態で直線に入るとは思わなかった。ロードヴァンドールなどはもっと早めに仕掛けてタフな粘り込みロンスパレースにしてくるのかなと予想していたが、そうはならなかった。展開を左右する馬の状態が良くなかったのであろうか。その辺も見ていなければいけないと感じた。
結果的に、スタミナ適性のある馬を買ったが、瞬発力適性のある馬が来てしまったことで馬券を外したということだ。
レースレベルとしては、勝ち馬の指数は77。メンバーのレース前指数は物足りなかったが、なんとかG2として平凡な指数に落ち着いた。
さて、各馬の回顧を行なっていく。
1着 モズベッロ
「タフな馬場は得意だし、状態も良かったので52kgでは楽勝だった。」
前走、前々走同様、タフな馬場での切れ味勝負で成長を見せている。近3走の指数推移は71→71→77。(前走は踏み遅れて指数が出なかっただけなので実質3走続けてベスト更新中。)
今回は追い切りも良かったので、プラス8kgも成長分だろう。
今後は斤量が増えたときが試金石になるが、宝塚記念あたりを目指して欲しい。まだ、4歳だし成長中なので期待したい。
2着 レッドレオン
「内をロスなく回ることが出来たし、スローと前残り馬場の恩恵を受けた。」
スタミナ比べなら厳しかったが、スローの瞬発力勝負になったことがプラスだった。今日の京都は前残りだったし、内枠で先行できた点も良かった。しかし、それでいてモズベッロには離されており、指数的には平凡(OP特別クラス)だ。今回はいろんな条件が整っての好走との判断するので、次走人気するようなら危ないだろう。
3着 エーティーラッセン
「同型がだらしなかったので、楽にスローで逃げれた。瞬発力勝負に持ち込めたので、タフな馬場でも対応できた。」
この馬に関しては、事前予想通りだった。事前予想では、
「ベスト前走で3kg減なのでチャンスはある。タフな馬場よりもスローの瞬発力勝負の方が向いているので、馬場的にはマイナス。
追い切りでは中間も最終もびっしり追われて好時計をマークしており状態は良い。A評価とする。」
と書いている。つまり、外したのはスローの瞬発力勝負になることを読みきれなかったことだけ。
4着 タイセイトレイル
「調整がチグハグで力を出しきれなかった。」
最終CW追い切りが不自然だったし、追い切り本数も少なかった。追い切り本数が少なくて馬体重がプラス14kgだと、叩きなのかなと思ってしまう。
ただ、それにしてはけっこう走れたと思うので、状態が整ったら積極的に狙いたい。
5着 プリンスオブペスカ
「スローになったので自分から動いていった。その分最後は一杯になった。」
時計のかかる馬場が得意なので、スローの瞬発力勝負になったのはマイナスだった。勝ちに行くなら動いて自らタフな展開に持っていくしかないので、あれで正解。藤井騎手の好騎乗だったと思う。こういう積極的にレースを動かしてくれる人は応援したくなる。この馬でOP特別クラスを何とか勝ちたいな。
6着 サトノガーネット
「展開がハマらなかった。」
結局、前走のようにハマったときに強く見えるだけで、今回のように物理的に届かない位置取りでは当然足りない。てか、唯一の前走重賞勝ち馬が7番人気になるなんてんみんな普通に分かってるんだな。馬券購入者のレベル高いわ。
今後も差しが届く条件以外では買えない。
7着 レッドジェニアル
「最後方からで、レースに参加できなかった。」
最後方から末脚を確認しただけみたいなレースに感じる。トップハンデのハンデ戦をあえて使ってくるあたり、勝つ気のない叩きだったのかと感じてしまう。公開追い切りと思えば、成長を感じさせる末脚だった。
8着 マスターコード
「展開がハマらなかった。」
軽斤量で、タフな流れでロスなく先行して粘り込む形になれば勝負になると思ったが、タフな流れにならなかったため、勝負にならなかった。展開予想ミスで買い目に入れてしまったということ。
能力があれば物理的に届かない位置ではなかったが、能力不足のこの馬にとっては全てハマらないと厳しい。
9着 メロディーレーン
「展開的に追い込み馬にはキツかった。」
追い込みでは今日の馬場は無理だろう。最後は良く伸びてきているが、先行できないのでどうしても展開待ちになる。まずは自己条件からだろう。
340kgの馬体の軽さで、故障するんじゃないかっていつも冷や冷やするわ。
10着 ロードヴァンドール
「年齢的にきつい。」
これまでタフな流れで好走してきた。
今回も早めに動いてタフな流れを演出すればよかったのだが、馬がそういうことのできない状態だったのかなと思う。
11着 アフリカンゴールド
「よくわからない。」
この馬だけは、敗因がはっきりしない。止まり方を見ると距離な気はするが。
せん馬になってから高速馬場の経験しかなく、タフな馬場を過去に得意としていたこの馬にとっては、馬場による上昇余地あり、と書いて本命にしたのだが。
せん馬になって馬場適性自体がが変わっているのであろうか。そういうこともあるのだろうか。この点に着目して様子を見たい。
冬がだめってのも可能性としてはある。12月から2月で(0,0,0,5)なので。
12着 チェスナットコート
「ピークを過ぎている。」
ピークを過ぎている。
13着 スズカディープ
「能力が足りなかった。大回りは向いてない。」
繰り返しになるが、全勝利を小回り小倉であげている。
14着 サイモンラムセス
「走れる出来になかった。」
追い切りを見る限り走れる出来になかったな。
総括
総括すると、展開予想がはまらなかった。タフな馬場でロンスパ気味になりスタミナ適性が問われるのかなと予想して、スタミナ馬に重きを置いたが、レースはスローの瞬発力勝負になり、スタミナ瞬発力が半々ぐらいずつ問われた。
展開予想をしっかり出来れば当てれたレースだが、展開予想家ではないが、展開予想の精度も高めなければ価値は無い。指数だけで当てれるなんて楽な話は無い。
今後
個別に見ると、各馬分析で敗因が明確な馬は、評価を落とすことはない。タイセイトレイル、プリンスオブペスカ、レッドジェニアル、マスターコードなどなど。ただ負けたということは条件を選ぶということなので、次走の馬場や展開をきちんと見る必要はある。個人的には完調手前で割と走ったタイセイトレイルを押したい。
逆に2着レッドレオン、3着エーティーラッセンは今回恵まれたので次走注意。そして、勝ち馬モズベッロは斤量増の次走が試金石だ。
それでは、来週のAJCCでまた会おう。キーはブラストワンピースの取捨だな。