2020マーメイドステークスG3 全馬指数・追い切り分析
2歳戦が始まった。モーリス産駒やドゥラメンテ産駒も出てくる。競馬を始めたのは2014年なのでやっと現役で見てきた馬たちの産駒が見られるということで楽しみが大きい。
さて、今週の対象レース(芝・古馬・重賞)の予想記事を書いていこう。
今週はエプソムカップとマーメイドステークスを予想する。
エプソムカップの予想は投稿済みである。
それではマーメイドステークスを予想していこう。
阪神芝2000mで行われる牝馬限定のハンデG3だ。
フルゲート16頭でのレースだ。
トップハンデは55kgを背負うセンテリュオ、最軽量ハンデが49kgを背負うオスカールビーだ。
指数一覧
出走馬の近4走最大指数を順に並べていく。
指数上位勢の指数も不安定だし、確実性がない。G3としては小粒なメンバー構成で、優勝想定ラインも75と低めに設定する。現時点でのクリア馬はサラス、センテリュオ、リュヌルージュだ。指数を見る限り、重賞としては低レベルで、更に牝馬限定のハンデ戦だし、道悪になりそうだし、カオスな一戦になりそう。
3着内推定ラインは73程度とする。追い切り分析はABC3段階評価。
JRA芝近4走最大指数
1位 サラス 76 B
2位 センテリュオ 75 B
2位 リュヌルージュ 75 A
4位 フィリアプーラ 74 B
4位 レイホーロマンス 74 B
6位 リープフラウミルヒ 73 B
6位 ミスマンマミーア 73 B
8位 サトノワルキューレ 70 B
8位 レッドアネモス 70 B
10位 エアジーン 69 B
10位 ナルハヤ 69 A
12位 サマーセント 68 A
12位 リンディーホップ 68 B
14位 パラクデラモール 66 B
15位 マルシュロレーヌ 65 B
15位 オスカールビー 65 B
前走を見ると福島牝馬ステークス組が4頭出走している。
回顧を貼っておくので参考にすると良い。
馬場予想
マーメイドステークスは3回阪神開催の4日目に開催される。今週も先週までに引き続きAコースでの開催となる。
先週の馬場を見ていくと、同じく2000mの鳴尾記念で結構流れたにも関わらず、2分0秒1とそこそこ時計がかかっている。現状は良馬場なら平均的に時計がかかる馬場と考えて良い。
さて、今週だが週中にも雨が降ったし、土日も雨の予報だ。今週は重馬場以上での開催になるだろうし、先週よりは時計はかかる。確実にスタミナ適性が問われる一戦になる。高速馬場でのスピードレースや、短い距離で成績を残してきた馬を軽視し、重たい馬場で実績のある馬を重視していきたい。
また、先週の開催では差しも結構決まっておりどの位置からでも勝負になるレースだった。位置取りの有利不利は考慮しない。
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展開予想
出走馬16頭の内、先行しそうなのはナルハヤ、リュヌルージュ、オスカールビー、サマーセントらか。個々を見ると特に飛ばして逃げるタイプの馬はいないが、先行馬の頭数は揃っているし、軽斤量を活かして果敢に前に行きたい馬も多いだろう。平均ペース以上では流れると想定する。
馬場的にもスタミナが要されるし、ペースも流れるということで、スタミナ適性がある馬を中心に、能力上位を選択していく。
それでは全馬分析を始める。追い切り評価はABCの3段階。各馬の過去との比較で評価をつける。抜群の追い切りでもいつも抜群なら追い切り評価はBになるし、最低の追い切りでもいつも通りならBになる。あくまで各馬の縦の比較で、追い切りによる上積みがあるかを評価する。
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サラス76
能力分析
指数ベストは2走前のマーメイドステークス(2019)で76。
近5走指数は58→65→69→76→61。
5走前の日経新春杯(2019)ではタフな馬場で先行し、脚を使い果たし58の低値。
4走前の松籟ステークスではシンプルに力負けで65の低値。
3走前のパールステークスでは能力を一段上げ、指数69とベスト更新。
2走前のマーメイドステークスでは、51kgの軽斤量かつ差し有利馬場の恩恵を受け、指数ベスト大幅更新の76。
そこから、約11ヶ月の休養に入った。前走の新潟大賞典では休み明けながらそれなりに仕上がったとは思ったが、先行有利馬場で後方からでは物理的に届かず61の低値だ。
さて、今回だが昨年好走した舞台なのでリピーターではあるのだが、馬場が昨年より重くなることは合わないし、斤量も昨年から3kg増の54kgを背負う。前走も差し遅れたとは言え、パフォーマンスとしては弱かったし、昨年の再現性が無いと考えるのが自然。指数は70以下と見積もる。指数面からは消しで良い。
追い切り分析
中5週。栗東坂路で5本追い切り。
最初の4本は軽め。
最終は、一杯に追って4F53.7秒。ラップタイムは15.6-13.3-12.4-12.4だ。ラスト2Fの伸びは秀逸だ。ただし、前走もこの程度の時計は出ていた。更に、負荷をかけたのがこの1本となると、まだベスト時の走りまでは戻らないだろう。前走並みか前走以上で、追い切り評価B。
センテリュオ75
能力分析
指数ベストは3走前のエリザベス女王杯で75。
近4走指数は71→75→65→68。
4走前の新潟記念では4コーナーで謎の減速で低パフォーマンスの71。
3走前のエリザベス女王杯では56kgを背負ったが、指数75と高値で4着と好走。
このレースはドスローの瞬発力勝負だったように、瞬発力勝負が最もあっている。
2走前の愛知杯では道悪でスタミナが問われたことを苦にして65の低値だった。
前走の大阪城ステークスも稍重馬場でペースも流れたことで脚を溜められず、指数68の低値だ。
さて、56kgで75が出ているようにスローの瞬発力勝負なら能力上位ではある。ただし、今回は道悪濃厚だし、ペースも平均的に流れると想定している。今回は能力を発揮できず70を下回ってくると予想する。今回は、馬場適性と展開面から消しで良い。
追い切り分析
約3ヶ月ぶり。栗東坂路で6本追い切り。
最終追い切りでは、一杯に追って、4F53.1秒。ラップタイムは15.0-13.4-12.5-12.2と綺麗な加速ラップでラストの伸びも優秀。1週前も加速ラップでまとめており、好追い切りと言える。
追い切りはいつも加速ラップでまとめてくるようなスマートな馬だが、今回もしっかり能力を出せる出来にありそう。追い切り評価B。
リュヌルージュ75
能力分析
指数ベストは2走前の中山牝馬ステークスで75。
近4走指数は61→65→75→63だ。
近4走を見ると高指数を出したのは2走前だけである。2走前はタフな馬場適性が合っていたことと、50kgの軽斤量で好走できただけである。
今回も馬場はタフになるので、適性面は合うだろう。ただし、斤量は53kgを背負うのでベスト指数の再現性は薄い。最大で72程度とは見積もっており、能力的には足りないので基本的に消しの予定。
追い切り分析
中7週。CWで6本追い切り。
1週前は一杯に追って、6F79.8秒の猛時計。ラスト1Fも12.0秒でまとめており、負荷のかかった良い追い切りだった。
最終追い切りは、緩めに入って6F85.6秒。ラスト1Fを11.7秒と終い重点の追い切りを披露した。
1週前は自己ベストを1.4秒詰める好時計だし、最終でもしっかり伸びれることを示した。好追い切りで状態は良さそう。追い切り評価A。
フィリアプーラ74
能力分析
指数ベストは3走前のターコイズステークスで74。
近7走指数は59→52→56→64→74→67→66。
7走前のフェアリーステークスで重賞を勝っているが指数は59と低値。明け3歳冬の世代戦だとこんなもんである。
その後、桜花賞、オークスと大敗が続いたが、4走前の紫苑ステークスで指数ベストを更新し64。3走前のターコイズステークスでもベストを更新し74と、大幅上昇だ。
ターコイズステークスでは出脚が鈍く、差し遅れてはいるが異次元の末脚で4着まで突っ込んできている。勝ち時計1分32秒2と高速馬場である。タフな馬場を熟せる可能性もあるが、馬場としては軽い方がいい馬だろう。
更なる上昇を期待した2走前の中山牝馬ステークスだが、大外ぶん回しからの最後方ポツンでレースになっていなかった。明らかな騎乗ミスで度外視可能だ。また、馬場も不良馬場でこの馬にはあっていなかった。
前走の福島牝馬ステークスだが、物理的に届かない位置からの追い込みで能力を出し切れず、66の低値だ。
さて、今回だがまずはベスト時から馬場悪化で能力が発揮しにくい。更に、差し遅れリスクは常にある。能力はあるのだがその能力が発揮できる可能性は低く、最大で抑え程度までだろう。
追い切り分析
中7週。南Wで4本。美浦坂路で2本追い切り。
1週前は南Wで5F69.3秒、最終でも南Wで5F70.6秒といずれも時計は出ていない。
もともと追い切りでは時計を出さない馬なので時計面は気にしなくて良い。負荷をかけれた点を好感視したいところだ。追い切り評価B。
レイホーロマンス74
能力分析
指数ベストは4走前の愛知杯で74。
近4走指数は、74→71→70→63。
4走前の愛知杯では重馬場だったし、タフな馬場でのスタミナ比べを得意とするこの馬にはベストなレースだった。
3走前の小倉大賞典で71、2走前の中山牝馬ステークスは70。この2走も馬場自体はタフで、舞台としてはあっている。能力を出し切れてはいるが、指数は若干下降している。
前走のメトロポリタンステークスは高速東京でドスローの瞬発力勝負になった。指数63と落としたが、完全に適性外のレースなので度外視でいい。
今回は馬場が渋るので舞台は合うだろうが、能力はピークから緩やかな下降傾向であり、今回も最大で70程度までと想定する。能力不足で消しで良い。
追い切り分析
中5週。栗東坂路で7本追い切り。
1週前は一杯に追って、4F50.9秒の猛時計。ラスト1F12.3秒も秀逸だ。
最終では馬也で4F54.2秒と軽めに追い切ってきた。
1週前の時計は自己ベストに0.4秒差に迫る好時計だし、この時計が出れば状態が確実に良い。現状の能力は出し切れるだろう。追い切り評価B。
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リープフラウミルヒ73
能力分析
指数ベストは前走の福島牝馬ステークスで73。
近4走指数は67→67→69→73だ。
指数は微増中だ。ベストの前走は2走前から1kg減と、好騎乗もあって73と指数を伸ばした。
さて、今回だが斤量据え置きで、前走並みの73程度で走る力はあるだろう。ただ、時計のかかる馬場での好走実績に乏しく、馬場悪化がこの馬に向くとは思いにくい。
指数面、適性面からは最大で抑え程度か。
追い切り分析
中7週。南Wで5本追い切り。
1週前は一杯に追って、5F64.6秒の好時計。ラスト1Fは13.2秒と失速してしまった。
最終は馬也で5F68.9秒と軽めだった。
1週前は失速してしまったが、全体時計は優秀で負荷もしっかりかかっており上積みはありそう。追い切り評価B。
ミスマンマミーア73
能力分析
指数ベストは前走の鳥丸ステークスで73。
近4走指数は68→61→67→73だ。
高値は前走だけで他は68以下の低値。
その前走だが、イン突きの好騎乗が完璧にはまっている。レース映像を見るとわかるが、指数にして3ポイント以上特をしているように見える。ということで普通に乗ったら能力的には70程度までじゃないか。前走から2kg減の上昇分はあるだろうが、能力が足りないので最大で抑え程度までか。
追い切り分析
中3週。栗東坂路で3本、CWで2本追い切り。
最終では一杯に追って、6F83.2秒、1F11.9秒。全体時計は平凡だが、ラストはしっかり伸びた。時計面は近走並みで特に上積みはなし。追い切り評価B。
サトノワルキューレ70
能力分析
指数ベストは4走前の新潟記念で70。
近4走指数は70→67→69→59だ。
生涯ベストは6走前の阪神牝馬ステークスで72だったが、そこでピークを迎え以降は緩やかな下降線を描いているようだ。
今回は4走前と同じ54kgを背負うし、上積みもなく、指数は70を下回ってくるだろう。指数面から消しで良い。
追い切り分析
約3ヶ月ぶり。栗東坂路で6本、CWで2本追い切り。
1週前のCWでは一杯に追って、6F80.0秒の好時計。ラスト1Fも12.0秒と上々だ。
最終では4F53.7秒と時計は平凡。
1週前CWで長めに負荷をかけて、最終で坂路は前走と同じパターン。時計面も酷似しており、前走と平行線か。追い切り評価B。
レッドアネモス70
能力分析
指数ベストは2走前の中山牝馬ステークスで70。
近5走指数は66→55→24→70→68だ。
5走前の白百合ステークスでは当時の自己ベストで世代オープン特別戦を制している。馬場は高速馬場だった。
4走前のラジオNIKKEI賞は不良馬場、3走前の秋華賞は稍重馬場かつタフな流れで能力を発揮できず惨敗で、指数も低値。
2走前の中山牝馬ステークスもタフな不良馬場になったが、指数ベスト更新の70だ。タフな馬場でも熟せるようになった点では成長している。
前走の福島牝馬ステークスでは、物理的に不可能な位置から追い込んだが、差し遅れてしまった。指数は68の低値だが度外視可能だ。
さて、良馬場で差し遅れなければもっと指数が伸びる可能性もあると思うが、今回は重馬場濃厚で、能力的には2走前の70程度と考えて良い。指数面からは能力不足で消しで良い。
追い切り分析
中7週。CWで5本、栗東坂路で1本追い切り。
最終のCWでは6F82.1秒と長めに追って負荷をかけた。ラスト1F11.8秒は優秀だ。
1週前も6F追い切り、最終との中間にも6F追い切りを挟んでおり、かなり負荷はかかった様子。時計面は平凡だが、仕上がりは良好。追い切り評価B。
エアジーン69
能力分析
指数ベストは2走前のスピカステークスで69。
近4走指数は61→66→69→67だ。
特に近3走は66〜69で安定傾向だ。
ベスト時のスピカステークスを見ると、馬場はタフでスタミナ比べになっている。
今回も馬場は重くなるだろうから、ベスト時の走りができる可能性は高い。
斤量はベスト時から1kg減ということを考えると、ベスト更新まで考えられるが、それでも最大で72程度と想定する。重賞で戦うには1枚足りないと判断し、消しとする。
追い切り分析
中10週。美浦坂路で4本、南Wで4本追い切り。
1週前は南Wで5F67.7秒、最終でも南Wで5F69.4秒で時計は出ていない。
負荷をかけられているのは良いが、状態は近走並みで特に変わり身はなしか。追い切り評価B。
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ナルハヤ69
能力分析
指数ベストは前走のパールステークスで69。
近4走指数は62→66→65→69。
能力的には指数は微増中である。また、今回は前走のパールステークスから4kg減の51kgということで斤量分だけ指数を伸ばすことも考えられる。
ただ、500kg超えの大型馬で斤量減の恩恵は小さそうだし、過去にも斤量減で指数を伸ばしている様子もない。仮に前走以上にのばしてきても、最大で73程度と見積もっており、重賞で戦うにはまだ能力不足と考えている。指数面からは最大で抑え程度までか。
追い切り分析
中4週。栗東坂路で5本追い切り。
1週前は一杯に追って、4F51.3秒の好時計。13.9-12.9-12.3-12.2と加速ラップでまとめてきているし、ラスト2F24.5秒も優秀だ。
最終は4F55.4秒と軽めから、1F12.2秒と終い重点だ。
1週前は自己ベストを0.4秒詰める好時計だし、状態は上向き。成長性に期待できるし、追い切り評価A。
サマーセント68
能力分析
指数ベストは前走の下鴨ステークスで68。
近4走指数は67→67→64→68。
4歳馬だが、指数は安定傾向に入っている。4走前と3走前は54kgで67、前走は52kgで68と、斤量を考慮したらむしろパフォーマンスは落としている。
今回は前走から2kg減るが、重賞で戦えるほど指数を伸ばせるとは思いにくい。タフな馬場は合うだろうから、前走以上には走れるだろうが、最大で72程度までと見積もっている。重賞では足りないので、消しで良い。
追い切り分析
中6週。CWで6本、栗東坂路で2本追い切り。
1週前のCWでは6F79.1秒の猛時計。この全体時計でありながら、ラスト1Fを12.0秒でまとめてきたのも優秀だ。
最終では、馬也で6F85.3秒と全体時計は遅めから、1F11.8秒と終い重点。
1週前の全体時計は自己ベストを2.6秒詰める好時計だし、確実に成長分あり。追い切り評価A。
リンディーホップ68
能力分析
指数ベストは、4走前のウェルカムステークスで68。
近4走指数は68→64→64→63である。
4走前以外は64以下の低値だ。4走前のウェルカムステークスは重馬場でスタミナが要されるレースだった。3走前から前走は、4走前よりは軽い馬場となり指数も低値であることを考えると、この馬にとっては馬場が重い方が良いだろう。
ということで、まずは今回の重馬場は合うので能力的には68程度まで出せるのではないか。そこから斤量5kg減の分でどこまで伸ばしてくるかという話だ。50kgの軽斤量で走った経験がないので、どこまで指数を伸ばせるかは明確ではないが、5kg減は面白いのではないか。穴で狙ってみたい1頭だ。
追い切り分析
中4週。美浦坂路で2本、ポリトラックで2本追い切り。
最終のポリトラックでは、5F68.6秒と全体時計は遅めで、1F11.7秒と終い重点。
ほぼ前走と同内容で、特に上積みはなさそう。追い切り評価B。
パラクデラモール66
能力分析
指数ベストは、3走前の2勝クラスで66。
近4走指数は62→66→59→60。
今回は50kgと軽斤量ではあるが、流石に現状の能力では足りない。近2走も3勝クラスで全く通用していないので、軽斤量でも重賞で通用するとは考えにくい。指数面から消しで良い。
追い切り分析
中4週。美浦坂路で2本、南Wで1本追い切り。
最終は南Wで5F68.0秒、1F12.8秒と目立たず。
変わり身なしで、近走と同等程度。追い切り評価B。
マルシュロレーヌ65
能力分析
指数ベストは3走前の四国新聞杯で65。
近4走指数は60→65→64→58。
4歳馬だが、3走前から指数は伸びていないので、成長性は見込めない。
また、ベスト時から5kg減の50kgなので、指数は伸ばしてくるだろうが、重賞で足りるほどに伸びるのは難しいだろう。指数面から消しで良い。
追い切り分析
中4週。CWで2本追い切り。
1週前は馬也で6F87.8秒、最終も馬也で4F53.2秒。いずれも時計は出していない。
CW追い切りに変えたのは、タフになる今回には合うだろうが、特に使った上積みもなさそうで、状態は平行線。追い切り評価B。
オスカールビー65
能力分析
指数ベストは前走の御室特別で65。
近4走指数は56→54→44→65。
前走はベスト更新の65だが、この指数では重賞では通用しない。
斤量が6kg減る分でどこまで伸ばせるかという話だが、未知ではあるが、重賞で通用するまで伸ばすことは考えにくい。指数面から消しで良い。
追い切り分析
中3週。栗東坂路で2本追い切り。
最終は強めに追って、4F51.7秒と好時計だ。もともとこれぐらいは動く馬なので、特に上積みはなさそうで状態は近走並み。追い切り評価B。
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まとめ
出走全16頭の能力分析を行った。
牝馬限定のハンデ戦で更に道悪ということでかなり難しいレースになりそう。また、能力的に抜けている馬もいなく、低レベル混戦なメンバー構成。指数上位勢にも死角が多く、指数下位からのチャンスもありそう。
現時点で狙いたいのはのは、リンディーホップ。タフな馬場は合うし、5kg減の50kgはチャンスである。斤量減で指数を伸ばさない可能性もあるが、人気も薄い(執筆時点で15番人気)ので、期待値込みで狙ってみたい。
あとは、抑えたい馬は多くいるが、どの馬も決め手に欠ける。追い切りを見てもう少し絞り込みたいところだ。
出走全16頭の追い切り分析を行った。
A評価はリュヌルージュ、ナルハヤ、サマーセント。いずれも好追い切りで上積みはありそう。能力的には足りていない馬なので、この好追い切りでどこまで指数を上げられるかといったところ。狙っていたリンディーホップは特に変わり身なしだったので、あとは軽斤量でどれ程上げられるかだけ。
以上で事前予想を終了する。
最終予想として印と買い目は、当日の馬場と馬体重を見た上でtwitter@K16005で投稿する。