(旧)【指数競馬】重賞予想

独自指数で重賞の芝レースを予想します

2021ジャパンカップG1 全馬指数

今週はジャパンCを予想する。

東京2400mで行われるG1だ。

 

指数一覧

  • 出走馬18頭中日本馬15頭の指数を算出した。近4走指数1位はコントレイルで83。
  • 優勝想定ラインは83と設定する。G1としては高いレベル。

 

JRA芝近4走最大指数

1位 コントレイル     83

2位 シャフリヤール    80

2位 オーソリティ     80

4位 モズベッロ      79

5位 シャドウディーヴァ  77

5位 サンレイポケット   77

5位 マカヒキ       77

5位 アリストテレス    77

10位 キセキ         76

11位 ユーバーレーベン    75

12位 ロードマイウェイ    74

13位 ユーキャンスマイル   73

14位 ムイトオブリガード   71

14位 ワグネリアン      71

指数無し ウインドジャマー  近走ダートのため

指数無し ブルーム      近走海外のため

指数無し グランドグローリー 近走海外のため

指数無し ジャパン      近走海外のため

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コントレイル83

近4走指数ベストは3走前のジャパンCで83。

近4走指数は80→83→77→81。

4走前の菊花賞では指数80とベスト更新。アリストテレスとともに後続を千切っており非常に強い内容だった。また、3000mはこの馬には長いため、向かない条件の中で80という高指数を出せた点を評価したい。

3走前のジャパンCでは指数83とベスト更新。斤量は菊花賞から2kg減もあって指数ベストを更新した。

2走前の大阪杯は極悪馬場の影響もあり指数77と落とした。良馬場の方が良いだろうし度外視でいい。

前走の天皇賞・秋は指数81と好走。斤量58kgを考えたら実質的にベストと言っていい。

さて今回だが、これで引退ということで状態はメイチ。抜群に状態は良いし斤量も57kgと1kg減る。指数83程度に伸ばすと想定し対抗とする。

 

シャフリヤール80

近4走指数ベストは2走前のダービーで80。

近4走指数は67→78→80→70。

4走前の共同通信杯は指数67。デビュー2戦目ということを考えたら十分高値。

3走前の毎日杯では指数78とベスト更新。

2走前のダービーでも指数80とベスト更新。

前走の神戸新聞杯では指数70と落としたが、不良馬場を苦にしたためであり度外視で良い。

さて今回だが、状態は良好。ダービーから斤量は2kg減るし、成長分もある。指数83程度に伸ばすと想定し本命とする。

 

オーソリティ80

近4走指数ベストは3走前のダイヤモンドSで80。

近4走指数は63→80→62→79。

4走前の有馬記念では前につけて展開的にも厳しく、スタミナも問われて指数63と落とした。綺麗な良馬場の方が良いので度外視で良い。

3走前のダイヤモンドSでは指数80とベスト更新だ。斤量56kgを背負って能力を示した。距離は3400mだが、スローペースで上がりもそこそこ出ておりそれほどスタミナが問われたレースではない。

2走前の天皇賞春は斤量58kgと極端にスタミナの問われた阪神3200mも厳しく指数62と落とした。

前走のアルゼンチン共和国杯では斤量57.5kgを背負いながらも指数79と好走した。斤量を考えたら実質ベスト指数と言って良い。

さて今回だが、休み明けの前走を叩いて状態は良好。指数81程度に伸ばすと想定し3番手評価とする。

 

モズベッロ79

近4走指数ベストは4走前の大阪杯で79。

近4走指数は79→71→55→65。

4走前の大阪杯では得意条件の極悪馬場となり、他馬が脚を削がれる中で、末脚を伸ばし指数79とベスト更新。

3走前の宝塚記念では状態は良かったが、良馬場で指数71まで。

2走前の京都大賞典はそもそも休み明けの完調手前で指数55と落とした。

前走の天皇賞・秋でもまだ仕上がらず、指数65と低値。

さて今回だが、追い切りを見てもまだ良い時のような仕上がりにはない。完調手前で指数70以下を想定し消しとする。

 

シャドウディーヴァ77

近4走指数ベストは前走の府中牝馬Sで77。

近4走指数は72→74→71→77。

4走前〜2走前は指数71〜74と安定傾向。

前走の府中牝馬Sでは指数77とベストを更新した。

さて今回だが、状態は安定しており能力は発揮できるだろうが1枚足りないか。前走並みの指数77程度までを想定し消しとする。

 

サンレイポケット77

近4走指数ベストは2走前の毎日王冠と前走の天皇賞・秋で77。

近4走指数は75→69→77→77。

9走前の毎日王冠で77で当時のベスト更新の指数77好走した。当時は状態抜群かつ綺麗な良馬場という得意条件だった。

4走前の新潟大賞典では、良馬場でこそあったが、馬場自体は荒れていてベストな舞台とは言えなかった。ただ、状態が良化したこともあって指数75と伸ばした。

3走前の鳴尾記念は先行有利レースを後方から差し遅れ指数69と落とした。度外視で良い。

2走前の毎日王冠では後方から差し遅れたが、良馬場で指数77とベストタイ指数だ。

前走の天皇賞・秋も綺麗な良馬場で指数77と好走した。

さて今回だが、近走から特に変わり身はなく、前走並の指数77程度を想定し消しとする。G1では能力的に足りないか。

 

マカヒキ77

近4走指数ベストは前走の京都大賞典で77。

近4走指数は68→73→64→77。

生涯ベストは2016年日本ダービーで80。

4走前の大阪杯では後方から差し遅れたこともあるが、能力的にも足りず指数68と力負け。

3走前のJCでは指数73と平凡。

2走前の天皇賞・春でも指数64と力負けだ。

前走の京都大賞典では指数77と近走ではベストパフォーマンス。ダービーから時は経ったがまだG2級の能力を維持していることを示した。

さて今回だが、特に変わり身はない。最大で前走並みの77程度を想定し消しとする。G1となると能力的に足りない。

 

アリストテレス77

近4走最大指数は3走前の天皇賞・春と前走の京都大賞典で77。

近4走指数は60→77→69→77。

生涯ベストは6走前の菊花賞で指数80。世代最強馬コントレイルと併せ馬になったことで、最大限のパフォーマンスを発揮して指数80と跳ね上げた。

4走前の阪神大賞典では重馬場の3000mで最後まで脚が続かず指数60と大幅に落とした。重馬場の3000mでは能力を発揮できる馬の方が少ないし、ここは度外視で良い。

3走前の天皇賞・春は距離は伸びたが、良馬場になったことで最後までスタミナが持ち指数77と好走した。

2走前の宝塚記念は指数69と大きく落とした。

前走の京都大賞典では仕上がり十分で指数77と好走した。

近走を見る限り、菊花賞時点のパフォーマンスを期待するのは難しく、現状の能力は指数77程度か。今回状態は良さそうで、指数78程度に伸ばすと想定するが、今回のメンバーでは能力的に足りないため消しとする。

 

キセキ76

近4走指数ベストは前走の京都大賞典で76。

近4走指数は74→海外→72→76。

生涯ベストは2018年JCで指数84。

4走前の金鯱賞は指数は74と平凡だが、スローの前残りレースを最後方から運び脚を余しており度外視でいい。

3走前のQE2Cで4着と好走した。海外レースなので指数はない。

2走前の宝塚記念は指数72と平凡。

前走の京都大賞典は指数76と好走した。

さて2018年はベストで指数84とG1級だったが、このところは年齢を重ねて確実に指数を下げてきている。度外視可能なレースが多いとは言っても、平凡な指数続きだ。今回も追い切りの動きも平凡で特に変わり身はなく、前走並みの指数76程度を想定して評価とする。

 

ユーバーレーベン75

近4走指数ベストは2走前のオークスで75。

近4走指数は68→70→75→61。

2走前のオークスにかけて指数を伸ばし、オークスでは指数75で勝利。ただ外伸び馬場の恩恵が大きかった。

前走の秋華賞では指数61と落とした。

さて今回だが、斤量53kgの分で指数を伸ばすだろうが、それでも最大で指数78程度を想定し消しとする。古馬G1ではまだ能力的に足りないか。

 

ロードマイウェイ74

近4走指数ベストは2走前の京都大賞典で74。

近4走指数は60→68→74→66。

生涯ベストは2019年のチャレンジCで指数75。

それ以来指数は低値続きで、4走前〜3走前は指数70以下。ただ前走の京都大賞典で指数74とそこそこ好走した。まだベスト時から衰えたわけではないようだが、指数74でG1では足りない。

今回も最大で指数74程度を想定し抑え評価とする。

 

ユーキャンスマイル73

近4走指数ベストは4走前の阪神大賞典で73。

近4走指数は73→67→69→71。

生涯ベストは11走前の天皇賞・秋で指数81。能力としてのピークは4歳秋〜5歳春頃で適性は高速馬場の中距離だ。

4走前の阪神大賞典は指数73と低値。時計のかかる重馬場の3000mであり度外視で良い。

3走前の天皇賞・春も時計のかかる長距離を苦にし、指数67と低値。

2走前の札幌記念ではそこそこ時計の出る中距離で舞台は悪くなかったが、指数は69と低値。ベスト時からは明らかに能力が落ちてしまっている。

前走の天皇賞・秋も指数71と平凡。

今回もこの馬なりに仕上がったが現状の能力でG1は厳しいか。指数70程度を想定し消しとする。

 

ムイトオブリガード71

近4走指数ベストは4走前の新潟大賞典で71。

近4走指数は71→66→67→70。

生涯ベストは14走前のアルゼンチン共和国杯で77だが3年前のレースである。

近4走は指数66〜71と平凡であり、ピーク時からは下降している。現状の指数で2勝クラス〜3勝クラスレベルでありG1では能力的に通用しない。指数70程度を想定し消しとする。

 

ワグネリアン71

近4走指数ベストは3走前の京都記念と前走の富士Sで71。

近4走指数は57→71→40→71。

生涯ベストは7走前の天皇賞秋で指数81。

4走前の宝塚記念では異常に時計のかかる特殊馬場だった。また、喉なりの影響もあったとのことだった。指数は57の低値だが度外視で良い。

3走前の京都記念は指数71の低値。休み明け走らない馬なので度外視で良い。

2走前の大阪杯では指数40と低値も、極めて時計のかかる重馬場を苦にしたためであり度外視で良い。

前走の富士Sでは完調手前で指数71と低値。

さて近4走は全て敗因明確であり現状の能力を示しているとは言えない。能力的には最大で6走前の81程度までは想定可能だが、当時から2年経っておりピークを維持できているとは考えにくい。また今回もまだ完調とは言えず、最大で指数74程度までを想定し消しとする。

 

ウインドジャマー 指数無し

近走はダートのため指数は無し。

過去の芝レースを見てもいきなり古馬G1で通用するとは思えない。

指数70以下を想定し消しとする。

 

ブルーム、グランドグローリー、ジャパン

海外勢の指数は算出していない。

近年の海外馬のJC成績から見ても、高速ガラパゴス馬場には海外馬は合わないのだろう。日本馬にレベルの高い3頭も揃っており馬券に入る余地はないだろう。いずれも消しとする。

 

まとめ

◎シャフリヤール 想定指数83

○コントレイル 想定指数83

オーソリティ 想定指数81

 

能力上位の3頭を順当に評価した。シャフリヤールとコントレイルが抜けた2強で、次いでオーソリティ。そして4番手以降とは力の差は明確と言った力関係。この3頭のいずれかが凡走すると仮定するなら4番手評価にアリストテレスか。

本命対抗の馬連1点とするか、馬単1点にするか、さらに絞って3連複3連単とするかはオッズ次第ではある。当日の馬場、馬体重、オッズを見て結論を出す。